文明への脱皮
- 定価 1,980円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は日本の過渡期の断面をあざやかにスケッチしたものである。断面の第一は外交であり,第二は風俗習慣であり,第三は科学教育である。貴重な資料と数多の収録図版によって,困難な「近代化という仕事」が如実に描き出されている。
人間の教育
- 定価 2,750円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書において,現代における最大のトミスト哲学者,ジャック・マリタンは,人格主義哲学の立場から大学教育の根本問題と大胆に取り組んでいる。価値観の多元化した現代社会の要求に対応すべく,注目すべき提言を行っている。
九州・沖縄の特殊土
- 〔品 切〕(参考:本体価格 円)
本書は,九州・沖縄の広範な地域に分布する特殊土のうち,主なものをほとんど網羅し,特殊土の分布や特徴,物理・化学特性,地山特性,材料特性,さらに工学上の問題点,地盤災害の具体例などを盛り込みながら,わかりやすく解説したもので,土木技術者必携の書である。
英語学素描
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,800円)
本書は,英語研究の諸相,英語辞書の編集,英語語杼と文化史,新約聖書の翻訳の四部から成る。英語研究における予備的性質の主題を取り扱い,英語学と英国文化論の全体の構図を浮き彫りにする。英語と英国文化に関心のあるすべての人々に,新たな知見と展望を与える。
宗教と世界観
- 定価 2,640円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,著者多年の研究論文の中から主要論文12篇を選び,集録したものである。日本各地,インドネシア,バリ島,メキシコ・インディオなど,現地調査を通して,伝統社会の宗教,儀礼,世界観,象徴の体系を探った好著。
腫瘍病理学講本[第2版]
- 定価 3,630円(税率10%時の消費税相当額を含む)
病理学総論で講義される,腫瘍総論及び腫瘍各論のテキスト。講義内容が年々増加し,決められた時間ですべてを講義することは不可能である。本書は,基本的なことを予め自習して,新しい知見を随時追加できるように編集されている。
儀礼と象徴
- 〔品 切〕(参考:本体価格 円)
本書は,宗教人類学または象徴人類学的分野で活躍されておられる吉田禎吾教授から,直接あるいは間接の影響を受けた新進の学徒の論文集であり,おのずと現在の日本の文化人類学の研究の水準を示している。
生きがいの探求
- 定価 1,760円(税率10%時の消費税相当額を含む)
あなたの存在は,本当は何の意味もない虚無ではないのか。なぜ,何のために,あなたは存在しているのか。この致命的な問いに,根底的に,あらゆる角度から切り込み,あなたの生きがいを探求する。生きる意味を構築する座標軸。
文学と宗教
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,000円)
文学のルーツは宗教であり,その意味で文学と宗教の関係は最も古い。この両者の関係を改めて考える英語読本。本書は,T.S.Eliot の"Religion and Literature", Flannery O'Connor の"Novelist and Believer", Edwin Muirの"The Decline of the Novel"の三篇を収録。
経済学批判体系の研究
- 定価 2,420円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,従来対象領域の不確定性ゆえに,いわば膠着した論理の陥穽に落ち込み,説得性を持った現実的恐慌への展開を封殺されていた恐慌理論を,マルクスの「経済学批判」体系の展開を通じて,体系的に構築し,その具体化を展望する。