高木暢哉
- 定価 2,200円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,経済学者,高木暢哉先生が,生前に『机上余録』と題され,公刊を期しておられたもののなかから編集したものである。遺稿の時評,随想・書評に追悼の辞を併録している。

ORによる在庫管理システム
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
初歩から応用までのモデルを数多く紹介したもので,経営学や経営工学・管理工学のモデル構築に関する基礎知識を与えるとともに,広く経営全般に関する計量手法の理解・応用にも役立つであろう。数学的補注として,確率に関する基礎的知識を説明した。

絵の裏
- 定価 1,595円(税率10%時の消費税相当額を含む)
タイ近代文学の創成期から一貫して指導的役割を果たし続けた著者の初期の代表作で,タイ近代小説の原点を示している。日本を舞台に,新興エリートの青年(留学生)と王族の女性の悲恋を描くこの小説は,タイ市民社会の質を理解するための手がかりを与えてくれる。

ヘミングウェイ・ノート
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,400円)
ヘミングウェイ文学に欠落しているのではと言われてきた思想とその一貫性を,彼の主要長篇及びキリマンジャロとマコウマーの珠玉の二短篇によって探り,あわせて彼のとげた「激烈な死」の意味について論究する。

哲学体系の象限
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
近代学の展開の「意味」とその「論理」の構造を,非同位的な矛盾や対極性を不可欠のモメントとする「象限」構造で捉え究明する。この新たな「象限」理論によって,各哲学体系の個性という積極的な位相を探り,その指標を「開いた経験論」に究極せしめている。

Multiple Sclerosis East and West
- 定価 8,580円(税率10%時の消費税相当額を含む)
1981年9月京都で開催されたアジアMS(多発性硬化症)ワークショップと,世界神経学会MSシンポジウムの内容を収録。アジアと西欧におけるMSの実態,各分野での比較検討,そして原因推察と治療法の開発まで,現在のMSの集大成をなす。

西洋文学への招待
- 定価 2,970円(税率10%時の消費税相当額を含む)
ヨーロッパ文学を,その源流において捉えようとする試み。やがて後世に大きな影響を生み,豊かな枝葉を繁らせていった中世文学にスポット・ライトをあて,興趣溢れる梗概と斬新な味読によって,無類の楽しい想像力の饗宴に誘う。

判例演習 民法総則
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,400円)
民法の講義や学習をより効果的にし,その程度を深めるための"判例資料集"ともいうべき判例解説。基本的な重要判例を選び,事案の概要を図解付きで紹介するとともに,参照判例,参照文献をできるだけ詳細に掲載し,簡潔な解説を加える。

家族複合経営の存立条件
- 定価 4,400円(税率10%時の消費税相当額を含む)
アルペン地域山地農民は,農業経営の「複合性」(耕種,畜産,林業,観光)と,経営と家計とをつなぐ「自給性」とをかなり強く保っている。この実態調査は,日本の農業経営のあり方に対する1つの鏡を提示する。
