社会科学
ケリー・ニュートンの会計政策論
- 定価 3,850円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,会計基準設定を計画的社会変動と捉え,イノベーション理論を採用しつつ,アメリカの会計基準設定過程を社会学的なパースペクティブから考察したものである。そのユニークなアプローチと「会計の政治家」に関する豊富な事例研究は,会計を研究する上で有効な分析視角を与えてくれる。
ドイツ民法典の編纂と法学
- 〔品 切〕(参考:本体価格 8,200円)
本書は,ドイツ民法典編纂の過程を歴史的に叙述すると同時に,その個別制度と規定の成立史を詳細に分析したもので,100周年を迎えたドイツ民法典の歩みの原点を解明することを課題とした共同研究の成果である。
地域経済の視点
- 定価 2,420円(税率10%時の消費税相当額を含む)
筑後川流域には、一つの県をはるかに上回る規模の経済圏が県境を越えて形成されており、経済成長を続けてきたし、今後も成長を続けていくと思われる。本書は、一つの行政単位でないばかりについ見落としかねないブロック経済圏の実体を明らかにする。
法思想の伝統と現在
- 〔品 切〕(参考:本体価格 8,000円)
伝統的自然法論,ドイツ観念論,リベラリズム法思想,法的思考・法学教育などをテーマとして,教授に縁ある法哲学研究者の論稿を,6部のシンポジウム形式に編んだ記念論集。第1部には教授の法思想をめぐるシンポジウム,巻末には教授の退官記念講演を収める。
地域企業のグローバル経営戦略
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,200円)
北部九州の地域企業の国際化を、中国の郷鎮企業や上海の企業、韓国の財閥と釜山の企業の国際化と比較し、新しい事業展開を目指した国際経営戦略を展望する、日中韓の研究者による論集。
アジアの都市システム
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,400円)
アジアの都市間競争のゆくえ、首都への一極集中に対する地方都市の戦略、本書はこうした都市間関係の解明に、独特の方法論と詳細なデータをもとに迫った、日本・韓国・マレーシアの研究者による国際共同研究の成果である。
経済時系列分析再考
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書では、「線形定常分析」と「カオスの実証」という線形および非線形分析の基本(スペクトル分析、相互相関分析、位相特性、相関次元など)を対象として、経済時系列データへの適用に関する問題点や留意点を中心に論じる。
Extensions of Iterative Proportional Fitting Procedure and I-projection Modeling
- 〔品 切〕(参考:本体価格 5,400円)
本書はこれまで様々な分野で異なった呼称で独立に行われてきたIPFP(反復比率調整)法に関する理論及び応用を統一的に議論した初めての成書である。
ドイツ社会民主主義の研究
- 定価 4,620円(税率10%時の消費税相当額を含む)
エルフルト綱領に集約されている第一次世界大戦前のドイツの社会民主主義理念とその形成過程を、普仏戦争、ライプチヒ大逆罪裁判や社会主義者鎮圧法などのビスマルク政治への対応を通して明らかにしようとした、いわゆる成立・発展期のドイツ社会民主党に関する論集である。
日本型流通革新の経済分析
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,400円)
本書は、流通における競争激化が予想される今、都市、環境問題との共生、消費者のコスト負担意識の高揚、新しいルールづくり、風土適合的な戦略展開が要請されていることを示し、ポスト大店法時代が要請する新たな枠組みと流通変革の構図を展望する。