社会科学
多文化教育の比較研究〔第3版〕
- 定価 6,380円(税率10%時の消費税相当額を含む)
異民族・異文化の共生をめざす教育という課題は重要性を増している。本書は各国の多文化教育の理論・実践を比較研究し,そこから帰納的に検証される一般的理論を各事例に適用することにより問題点を自覚化させる。
現代経済システムの諸問題
- 定価 3,960円(税率10%時の消費税相当額を含む)
これまでの社会経済分析の基本フレームとして機能してきた近代経済学のマクロ・ミクロモデルや伝統的経済学の市場発展・資本蓄積モデルの方法視覚を根底から問い直し,現代経済学の再構築を迫る論集。
まちを設計する
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,400円)
産業興こし,環境保全,生涯学習,地域福祉,住民参加など,まちづくりが直面している共通の課題に対して,地域活動に深く関わりを持っている執筆者たちが問題を提起し,九州各地での重要な経験を報告するとともに,まちづくりに対して実践的かつ理論的な提言を行う。
国際社会の近代と現代
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,国際社会の変動の質と意味を明らかにする作業は,理論的にも実践的にも避けては通れないという課題認識を出発点とし,「地域」概念の位相のうち主に欧米を念頭に「国際レベル」に焦点を当てる。
東アジアの文化構造
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,東アジア地域の文化的基盤を明らかにし,その基盤のうえに各地域・国家の社会・文化がそれぞれの特色を形成していく過程と,そうした歴史的条件に規定されて,東アジア諸地域・国家の近代化と現代にどのような課題をもたらしたかを検討する。
現代の地域と政策
- 定価 4,400円(税率10%時の消費税相当額を含む)
日本の地域社会は,過疎・過密や公害,さらに急速な高齢化や情報化など多様な問題を抱えている。本書は,現代の地域社会が直面するこうした問題の諸相とそれらに対応した政策課題を,主として地方の視点から具体的に取りあげ検証を試みたものである。
資本主義経済の発展と変動
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書の前半では,労働組合やその他の制度面や労働市場の調整過程を重視しながら,経済成長および経済変動の諸相に関するマクロモデル分析を行っている。後半では,部門別成長や経済援助・貿易あるいは持続的成長などを含む,いくつかの経済発展に関わるトピックスについて論じている。
環黄海経済圏交流への視座
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,400円)
ながい間「九州はアジアの窓口」と言われてきたけれども,実態はどうなっているのであろうか。本書は,九州を基軸にアジアとの経済交流圏の可能性を探り,問題を提起したものであり,アジアのなかの九州を考える上での必読の書である。
転換期の中国東北経済
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,600円)
本書は,現地調査に基づいて東北地方の改革・開放政策が直面する国有企業改革,環境問題,地域格差等の矛盾や課題の実態を明らかにするとともに辺境貿易や対日経済交流など,着実に進展する対外開放の新たな動向を展望している。
戦後日本産業政策の政策過程
- 定価 2,640円(税率10%時の消費税相当額を含む)
戦後日本産業政策の政策形成・執行過程と,それが展開される舞台である官民ネットワークの組織構造を,様々な政策ごとに実証的に分析した一冊。これまでその重要性が指摘されながら,本格的に取り組まれることに少なかった,「産業政策をとりまく制度・組織」という学際的なテーマへの挑戦である。