生と死の探求

シリーズ名
九州大学文学部人文学入門2
著者名
片岡 啓・清水和裕・飯嶋秀治 編
価格
定価 2,000 円 (税別)
ISBN
978-4-7985-0092-8
仕様
A5判 並製 226頁 C1314
発行年
2013年2月
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内容紹介

「生まれ,死ぬ」という普遍的な問題に対して,九州大学文学部の教員が,各分野それぞれの視点から,大学生に分かりやすく説く。文学部で2011年度に150人以上の聴講学生を集めて行われた人気の授業を踏まえ,さらに内容を充実させて出版。東アジア・南アジア・西アジアという地域の視点から,また,新旧の美術作品や墓という具象物から,また,洋の東西の文学から,生死がどのように捉えられてきたのかを明らかにする。序と結では,哲学・宗教学の視点から,問題を全体的・普遍的に見直す。生と死という時代のテーマを正面から見据える。

目次

  生と死の探求・・・・・編者代表 片岡 啓
 
   序 生と死へのまなざし
 
1 生と死の哲学・・・・・円谷裕二
     ハイデガーとメルロ=ポンティをめぐって  
 
   第I部 アジアにおける生と死
 
2 古代中国人の死生観・・・・・柴田 篤
     『論語』と『荘子』を中心にして  
 
3 生老病死の苦海から・・・・・片岡 啓
     インド思想が導くもの  
 
4 イスラーム社会における生と死・・・・・清水和裕
 
   第II部 具象化された生と死
 
5 描かれた死─アジアの美術・・・・・後小路雅弘
 
6 ルネサンス絵画にみるキリスト教の死生観・・・・・京谷啓徳
     聖人崇敬との関わりから  
 
7 墓地と社会関係・・・・・辻田淳一郎
 
   第III部 文学における生と死
 
8 竹取物語「月の顔見るは忌むこと」考・・・・・静永 健
 
9 命を与えることの重み・・・・・鵜飼信光
     『フランケンシュタイン』における生と死  
 
10 アーネスト・ヘミングウェイの描く戦争と死・・・・・高野泰志
 
11 トーマス・マン『魔の山』・・・・・小黒康正
     エロスとタナトスの密封空間  
 
   結 生と死を超えて
 
12 生命の海へ・・・・・関 一敏
 
13 永遠のいのち・・・・・飯嶋秀治

著者紹介

執筆者一覧(所属は九州大学文学部,*は編者)
 
円谷裕二(つぶらや ゆうじ) 哲学・哲学史研究室,教授
 
片岡 啓*(かたおか けい) インド哲学史研究室,准教授
 
柴田 篤(しばた あつし) 中国哲学史研究室,教授
 
後小路雅弘(うしろしょうじ まさひろ) 美学・美術史研究室,教授
 
京谷啓徳(きょうたに よしのり) 美学・美術史研究室,准教授
 
辻田淳一郎(つじた じゅんいちろう) 考古学研究室,准教授
 
清水和裕*(しみず かずひろ) イスラム文明学研究室,教授
 
静永 健(しずなが たけし) 中国文学研究室,准教授
 
高野泰志(たかの やすし) 英語学・英文学研究室,准教授
 
鵜飼信光(うかい のぶみつ) 英語学・英文学研究室,准教授
 
小黒康正(おぐろ やすまさ) 独文学研究室,教授
 
関 一敏(せき かずとし) 比較宗教学研究室,教授
 
飯嶋秀治*(いいじま しゅうじ) 比較宗教学研究室,准教授

その他

 九州大学文学部人文学入門(全4巻)
東アジア世界の交流と変容 生と死の探求 コミュニケーションと共同体 テクストの誘惑 フィロロジーの射程

学術図書刊行助成

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