目次
生と死の探求・・・・・編者代表 片岡 啓
序 生と死へのまなざし
1 生と死の哲学・・・・・円谷裕二
ハイデガーとメルロ=ポンティをめぐって
第I部 アジアにおける生と死
2 古代中国人の死生観・・・・・柴田 篤
『論語』と『荘子』を中心にして
3 生老病死の苦海から・・・・・片岡 啓
インド思想が導くもの
4 イスラーム社会における生と死・・・・・清水和裕
第II部 具象化された生と死
5 描かれた死─アジアの美術・・・・・後小路雅弘
6 ルネサンス絵画にみるキリスト教の死生観・・・・・京谷啓徳
聖人崇敬との関わりから
7 墓地と社会関係・・・・・辻田淳一郎
第III部 文学における生と死
8 竹取物語「月の顔見るは忌むこと」考・・・・・静永 健
9 命を与えることの重み・・・・・鵜飼信光
『フランケンシュタイン』における生と死
10 アーネスト・ヘミングウェイの描く戦争と死・・・・・高野泰志
11 トーマス・マン『魔の山』・・・・・小黒康正
エロスとタナトスの密封空間
結 生と死を超えて
12 生命の海へ・・・・・関 一敏
13 永遠のいのち・・・・・飯嶋秀治