日本の生命倫理
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,800円)
学内共同研究の成果である「熊本大学生命倫理研究会論集」シリーズは第6巻をもって一応完結し,これからは,国内外の研究者との共同研究を通じて生命倫理研究に貢献していきたい。その一環として,新しい論集を刊行することになった。第1巻のテーマは「日本の生命倫理:回顧と展望」である。今の時期は,これまでの広範多岐にわたる活動を振り返るとともに将来を展望することが必要であろう。生命倫理の各領域の研究者に様々な観点から執筆していただいた。大きく分けると「総論」,「自己決定・医療情報」,「生命と法」,「職業倫理」...
ジャン・パウル中短編集2
- 定価 9,350円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書はジャン・パウルの中短編から三編,キリスト教を背景に誕生した科学者のシニカルな奇矯な言動を語る『カッツェンベルガー博士の湯治旅行』(これは付録にテロ問題を論ずる『シャルロット・コルデについて』等を含む),それに恋愛に於ける言語表現と身体表現をテーマとする『伝記の楽しみ』,自我意識の生誕等を語る『自伝』を収めたものである。本書をもって訳者らが取り組んできたジャン・パウル主要作品の翻訳は完結し,この鋭い,辛辣な知性との対話を日本語で行うことが可能になった。 (さらに…)