目次
『カッツェンベルガー博士の湯治旅行』(恒吉法海、嶋?純子訳)
第一小巻
初版の第一小巻と第二小巻のための序言
第二版への序言
第一小全 湯治旅行の準備
第二小全 旅の目的
第三小全 旅の同行者
第四小全 ボーナ
第五小全 フォン・ニース氏
第六小全 別れの継続による出発の継続
第七小全 旅立ちの続きの続き
第八小全 旅立ちの終わり
第九小全 聖ヴォルフガングへの半日の旅
第十小全 昼のアヴァンチュール
第十一小全 馬車の午睡
第十二小全 ――アヴァンチュール――
第十三小全 テーオダの最初の日の書[日記]
第十四小全 不具の貴族
第十五小全 兎戦争
第十六小全 到着の会議
小品
一、一八〇〇年の元旦に早朝説教師ダーヒアによって太陽の即位式の
開始前と式典の間に行われた忠誠表明の説教
二、ヘーベルのアレマンの詩について
三、原ドイツ的洗礼名の薦め
四、シェーラウ侯の今は亡きやんごとなき胃に捧げられたフェンク博士の弔辞
五、死後の死について、あるいは誕生日
第二小巻
第十七小全 単なる駅
第十八小全 メニッケの海戦
第十九小全 月明かりの楽しみ
第二十小全 二日目の書[日記]
第二十一小全 湯治場への到着の制輪――シュトリキウス博士
第二十二小全 ニース集成
第二十三小全 一通の手紙
第二十四小全 昼食の卓話
第二十五小全 音楽的吟唱
第二十六小全 新しい客演者
第二十七小全 補遺
第二十八小全 その故はこうである
第二十九小全 フォン・ニース氏
第三十小全 食卓の祈りとスープ
第三十一小全 打ち明け話と星食
第三十二小全 認知の場面
第三十三小全 演劇についての夕食の卓話
第三十四小全 温泉の不愉快ごと
第三十五小全 ボーナ宛のテーオダの手紙
第三十六小全 心の中間状態
第三十七小全 万事に関する新たな協力者達――テーオダ宛のボーナの手紙
小品
一、眠り込むためのテクニック
二、左耳が聞こえないという幸福
三、破壊 ある幻視
第三小巻
第三十八小全 カッツェンベルガーが彼の知人や他の人々を苦しめた次第
第三十九小全 ドクトルの洞窟探訪
第四十小全 テーオダの洞窟探訪
第四十一小全 三人の旅立ち
第四十二小全 テーオダの最も短い旅の夜
第四十三小全 仮の平和と仮の殺害、 殺人
第四十四小全 部屋での戦闘――平和のために差し出された指
第四十五小全 旅と困窮の終わり
小品
一、ルターの記念碑のためのムズルスの要望
二、シャルロット・コルデについて
三、ポリュメーター[多韻律詩]
『伝記の楽しみ』 (恒吉法海訳)
序言
第一の伝記の楽しみ
鉛の乙女エウロペ――戦場――メランコリー――春
第二の伝記の楽しみ
乙女エウロペ――竣工演説
第三の伝記の楽しみ
物語の始まり――磁気療法の手――母親の会話――ジュヌテ近くのエコー
第四の伝記の楽しみ
死
第五の伝記の楽しみ
善き娘の悲しみ――元旦――ダービストーンの花瓶――結婚の目的――邪推
第六の伝記の楽しみ
先駆けの春――エコーの三和音――愛の矛盾の酢蜜剤――我らの愛の貧困
諷刺的付録
諷刺的付録への序言 あるいは被告人ジャンパウルに対する、彼の諷刺、
論考、脱線に関する、原告、読者の件での略式手続きの裁判文書からの抜粋
第一の付録
オーバーゼースのサラダ教会堂開基祭 あるいは他人の虚栄心と自らの謙虚さ
『自伝』 (藤瀬久美子訳)
第一講
ヴォンジーデル――誕生――祖父
第二講 (一七六五―一七七五)
ヨーディッツ――村の田園詩
第三講
ザーレ河畔のシュヴァルツェンバッハ
校長先生をからかう
キス
聖餐式
訳 注
解 題
あとがき