本書は,長崎大学が開催した日蘭交流400周年記念展覧会「出島の科学―日本の近代科学に果たしたオランダの貢献」の際刊行された図録を改訂して再販するものである。蘭学の成立とその後の天文学,医学等の発展,幕末の海軍伝習が,製鉄,蒸気機関や写真等の広い分野に寄与した組織的な科学の導入であったことを,豊富な写真や図版を用いて紹介する。
第1章 長崎蘭学の発展によって近代西洋科学の種子が蒔かれた18世紀 1.1 蘭学 1.2 天文学第2章 19世紀における医学,博物学と薬学の発展 2.1 医学の発展 2.2 博物学の発展 2.3 薬学の発展第3章 海軍伝習―科学技術の組織的導入 3.1 対外危機と国防意識の高揚 3.2 海軍伝習と医学伝習 3.3 写真の伝播 3.4 蒸気機関車
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