総記・一般
ことばの科学
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,600円)
ことばはどのような構造をし,どのような働きをするか,それは精神や事物とどのように関わり,他の言語と比較してみると,どのような特徴が見えてくるか。これらの問題に,言語学,哲学,文学,心理学,情報科学などさまざまな角度から光を当ててみた。
高木暢哉
- 定価 2,200円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,経済学者,高木暢哉先生が,生前に『机上余録』と題され,公刊を期しておられたもののなかから編集したものである。遺稿の時評,随想・書評に追悼の辞を併録している。
住まいの科学
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,400円)
住まいは,働く者にとっては生活の拠点であり,主婦や老人,幼児にとっては生活の場そのものでさえある。健全な生活を維持する基本となる住まいに関連する諸問題について,歴史的,社会的な面,法律的な面,また科学的・技術的な面などから総合的な理解を深める。
ホモサピエンス・アメリカーナ
- 定価 1,650円(税率10%時の消費税相当額を含む)
アメリカン・ウエイ・オブ・ライフの手引書というスタイルで,著者が描き出しているのは,生きたアメリカそのものである。アメリカを,温かい目でみつめ,さめた思考で分析し,軽妙なタッチで語る,その語り口から,かえって日本が浮かび上がってくる。
日本人
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,600円)
日本とは何であったのか,日本人とは何であり得るのか,これから日本は何を目標に,どんな歴史を作っていけばよいのか? これからどんな未来を切り開くにせよ,この時点で改めて正確な自己確認の作業をこころみるのも無駄ではあるまい......。
奔流
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,500円)
陰謀渦巻く暗殺と戦争の時代に,余儀なくされた満州での獄中生活から,今度は権力が歴史の裁きを受けるようになった経緯,敗戦前後の混乱,帰国に伴う数々の挿話,アメリカ占領軍の明暗を生々と描いている。全編に脈打っているのは著者の反ファシズムの精神である。
志賀島の四季
- 定価 2,420円(税率10%時の消費税相当額を含む)
「金印」が埋められた昔のままに,志賀の暦は魚の回遊で,海神は祭りの幕をおろすひまを与えない。百万都市福岡にあって,古風な社会をくずさない志賀を人々は奇跡の島と呼ぶ。その驚異の四季がここにある。
どん底のたたかい
- 定価 1,320円(税率10%時の消費税相当額を含む)
日中戦争当時満鉄調査部にいた著者は,軍の意見と鋭く対立し,結局「好ましからざる人物」として関東軍憲兵隊に逮捕される――三年間の獄中生活。人生のどん底にあって"歴史の審判"を信じつつ耐えた,精神力の闘い。
食の科学
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,400円)
「食」の自然科学からのアプローチ。食べるヒト自身の機能やメカニズムの話題,食べるモノつまり食糧や食品・調理の話題などを通して,「食物と人間生活」の基礎的な理解を深めようとするもの。
文学のなかの人間像
- 定価 1,760円(税率10%時の消費税相当額を含む)
誰でも読める小説の形で,登場人物という仮面の下から,真実の欲求や主張や生きる闘いを読みとる,作家たちとの無言の,白熱した対話。各自の胸に灰をかぶせられてひそんでいるプライベートな燠を白日のもとにさらしてみせた。