本書では,18世紀フランス重商主義政策の具現であるインド会社に着目し,その独占事業であった黒人奴隷貿易の制度的基盤と実務を考察する。官僚主導型の会社組織と実業界との結合を析出すると同時に,西アフリカにおけるフランス商業圏の確立を明示し,近世フランス国際商業の発展を解き明かす。
第1章 フランス・インド会社による奴隷貿易 第1節 先駆諸会社と貿易の形態 第2節 インド会社の組織とセネガル経営第2章 ナント奴隷商人 第1節 アンゴラ会社とギニア会社 第2節 共同事業体とインド会社第3章 セネガル居留地と西アフリカ商業網 第1節 居留地の構成と商業活動 第2節 内陸世界の商業ネットワーク
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