内容語が機能語に変化するとき,意味はどう変化するのか。筆者は,具体から抽象に変化する抽象化,もとの意味の一部が抽出される抽出化,もとの意味が失われる意味の希薄化の三つを明確に提示する。さらに,抽象度を表す証拠(可能性,可視性,触知性),抽象化のメカニズム(「もの」が「空間」に,「空間」が「時間」「こと」「質」になる)など,筆者独自の新たなる発見が随所にちりばめられた,珠玉の書である。
第1章 導 入第2章 抽 象 化第3章 抽 出 化第4章 意味の希薄化第5章 文法化の制約第6章 結 論
生きている言語は常に変化し続けています。現代日本語も「生きている言語」であり、「…
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