形式語の研究 文法化の理論と応用

著者名
日野資成
価格
定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
ISBN
978-4-87378-690-2
仕様
A5判 上製 144頁 C3081
発行年
2001年7月
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内容紹介

 内容語が機能語に変化するとき,意味はどう変化するのか。筆者は,具体から抽象に変化する抽象化,もとの意味の一部が抽出される抽出化,もとの意味が失われる意味の希薄化の三つを明確に提示する。さらに,抽象度を表す証拠(可能性,可視性,触知性),抽象化のメカニズム(「もの」が「空間」に,「空間」が「時間」「こと」「質」になる)など,筆者独自の新たなる発見が随所にちりばめられた,珠玉の書である。

 

目次

第1章 導  入
第2章 抽 象 化
第3章 抽 出 化
第4章 意味の希薄化
第5章 文法化の制約
第6章 結  論

学術図書刊行助成

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