人文科学 語学
英語学の視点
- 〔品 切〕
九州大学で先生の教えを受けた者たちによる,英語学・言語学など幅広い言語研究論文23篇。第1部では古い時代の英語を扱い,第2部では現代英語の言語現象を考察し,さらに第3部では日本語についての研究論文を収めている。

Structure and Usage of Modern English Idioms(現代英語イディオムの構造と用法)
- 〔品 切〕
常軌を逸れたものがidiomであるが,常軌逸脱の仕方にもルールがある。本書はそのルールを捉えて整理し,適切な用例をもって示す。

英語の語法を考える
- 定価 3,850円(税率10%時の消費税相当額を含む)
伝統文法からアメリカ構造言語学へ,さらに変形文法へと,学界の趨勢が目まぐるしく変わった時代に,特定の学派・理論に偏せず,もっぱら「文献実証主義」とも言うべき立場を貫いた故・空西哲郎教授の,語法研究30年の足跡を示す。

博多方言のアクセント・形態論
- 定価 4,620円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,様々の世代の話者について2,000語あまりの名詞の発音・アクセントをすべて記録して一覧表にし,また活用語については複雑な活用とそれに伴うアクセントをすべて記して,本方言が時代とともにどう変化してきているかを筆者の理論のもとに記録・記述している。

ジェスチャー英語
- 定価 2,750円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,ジェスチャーを表わすイディオムの研究であると同時に,イディオムを通じてのジェスチャーの研究という二面性を持っている。類別,個別,比喩,音声の4部構成であり,イラストを使って解説する。

英語学素描
- 〔品 切〕
本書は,英語研究の諸相,英語辞書の編集,英語語杼と文化史,新約聖書の翻訳の四部から成る。英語研究における予備的性質の主題を取り扱い,英語学と英国文化論の全体の構図を浮き彫りにする。英語と英国文化に関心のあるすべての人々に,新たな知見と展望を与える。

文学と宗教
- 〔品 切〕
文学のルーツは宗教であり,その意味で文学と宗教の関係は最も古い。この両者の関係を改めて考える英語読本。本書は,T.S.Eliot の"Religion and Literature", Flannery O'Connor の"Novelist and Believer", Edwin Muirの"The Decline of the Novel"の三篇を収録。

DIE BRAUTGABE(婚礼の贈物)
- 定価 880円(税率10%時の消費税相当額を含む)
20世紀ドイツが生んだ最大の女流作家の一人ル・フォールの清冽なエッセイ。古来のすぐれた愛をたたえた詩を引合いに出して,神をあがめ互いにおのれを捧げあう男女の愛をみつめる。格調高い原文に注釈を付したドイツ語読本。
