目次
はじめに
第1部 土地・屋敷への執着
第1章 ジャンルとしての家庭悲劇
第2章 『フェヴァシャムのアーデン』 修道院領地とアーデン
第3章 広間(ホール)の衰退 『優しさで殺された女』における田舎屋敷(カントリーハウス)
第2部 劇場的都市ロンドン
第4章 ベン・ジョンソンとロンドン
第5章 ロンドンのオランダ人(1) トマス・デッカー『靴屋の祭日』
第6章 ロンドンのオランダ人(2) ジョン・マーストン『オランダ人娼婦』
第3部 王国の運命 シェイクスピア
第7章 『リア王』の時代背景
第8章 『シンベリン』 「場所(プレイス)」の力学(ダイナミックス)
第4部 マニエリスム演劇の空間構成
第9章 マニエリスムとしての『復讐者の悲劇』
第10章 緑陰から地下世界へ ジョージ・チャップマン『ビュッシイ・ダンボア』
第11章 『白悪魔』における遠近法的技巧(パースペクティヴ・アート)
第12章 ビアトリスの城 トマス・ミドルトン『チェンジリング』
おわりに
主要参考文献
索引