英語による最初の総合的修辞学書である本書は,エリザベス朝期前夜に出版され,やがて迎える英国文芸の隆盛に多大の影響を与えたと言われる。歴史的に重要な本書は古典修辞学にならい,話題の発見,配列,表現法,記憶術,演説法の5項目を豊富な例を挙げて詳述する。弁論述と詩学の両面で本書がもつ意義は大きく,特に16世紀英国において広く利用されたこの英国修辞学の源泉を,わが国で初めて翻訳し,解説を付して紹介する。
訳者まえがき/凡例ラテン詩/ダドリー卿への書簡/序文第1巻 修辞学とは何か 話題の発見(Invention) 三種類の弁論 論証的弁論/審議的弁論/法廷的弁論第2巻 弁論の構成 導入/概説/分割/主題提示/立証/結論 配列(Disposition)第3巻 表現法(Elocution) 記憶術(Memory) 演説法(Pronunciation)付録―――1560年版「読者への序詞」
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