An Optimality Theoretic Approach to the C-system and its Cross-linguistic Variation

著者名
宗正佳啓
価格
定価 8,360円(税率10%時の消費税相当額を含む)
ISBN
978-4-87378-768-8
仕様
菊判 上製 262頁 C3082
発行年
2003年12月
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内容紹介

Wh-移動は生成文法を枠組みとした研究の中心的関心事であり,その言語差異も普遍文法を構築する上で重要視されてきた。この本は,従来の分析では説明が困難とされた英語のwh-移動に付随する統語現象とその言語差異に焦点を当て,帰納的に導き出した制約を基に構築した文法モデルを枠組みとして,最適性理論の観点からその言語多様性に直接且つ統一的説明を与え,その文法モデルの妥当性を検証しつつ,それがいかなる形で普遍文法に関わってくるかを理論的・実証的に明らかにするものである。

目次

  CHAPTER 1 FRAMEWORK
  CHAPTER 2 SUBJECT-AUXILIARY INVERSION
  CHAPTER 3 ACQUISITION OF INTERROGATIVES
  CHAPTER 4 MULTIPLE WH-INTERROGATIVES
  CHAPTER 5 TENSE ISLANDS
  CHAPTER 6 COMPLEMENTIZER MOVEMENT
 APPENDIX 1 DOUBLY FILLED COMP
 APPENDIX 2 WH-COMP

学術図書刊行助成

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