目次
第一章 亡命文学論序説
第二章 ユダヤ人迫害(一)
――『人種』(F・ブルックナー)
第三章 ユダヤ人迫害(二)
――『マムロック教授』(F・ヴォルフ)
第四章 日本の悲劇
――『兵士タナカ』(G・カイザー)
第五章 亡命の道行き
――『ヤコボフスキと大佐』(F・ヴェルフェル)
第六章 抵抗運動
――『非合法者たち』(G・ヴァイゼンボルン)と
『愛国者たち』(F・ヴォルフ)
第七章 歴史的想像力
――『英雄的喜劇』(F・ブルックナー)と
『ニューオーリンズのナポレオン』(G・カイザー)
第八章 運命をめぐるドラマ
――『メデューサの筏』と『オルゴール』(G・カイザー)
第九章 ゲオルク・カイザー
――表現主義作家の栄光と苦悩
第十章 第三帝国時代の亡命