目次
第1部
ハーンにみる近代化と異文化理解の諸相
第1章 ハーンとユダヤ………………………………………小脇光男
第2章 ハーンの住んだ熊本の家……………………………北野 隆
第3章 ハーンとフィラデルフィア………………アラン・ローゼン
(徳永紀美子訳)
第4章 小泉 清のこと………………………………………金原 理
第5章 異文化受容と言語政策史の一断面…………………福澤 清
――ハーンの「日本の教育政策」を中心に――
第6章 ドゥドゥー・マンマン………………………………小野友道
――母の手の温もり――
第7章 ラフカディオ・ハーンの俳句体験…………………松井貴子
――異文化受容の底流,子規とスペンサー――
第8章 「奇妙にごたごたした楽しい混沌」論…………… 藤原万巳
――ラフカディオ・ハーンにおける文字の観相学的考察――
第9章 ラフカディオ・ハーンの
シンシナティ・ニューオーリーンズ時代…………里見繁美
――才筆開花の軌跡とその検証――
第10章 ガラス乾板によるハーン添削の
英作文の紹介と分析…………………………………西川盛雄
第2部
ラフカディオ・ハーン顕彰 没後100年記念講演
没後100年に思う,ハーンの未来性…………………………小泉 凡
第III部
没後100年記念 ハーン・シンポジウム
ハーンからの伝言――21世紀に向け(日本の近代化再考)
付録1 小泉八雲略年譜
付録2 ハーン関係の地名・人名略解説