対象を直感的に,大づかみに受け止め,問題の本質を総体的に把握しようとするゲーテ。思弁の力を駆使して,問題の所在を論理的に解明しようとするシラー。異なる資質をもつ二人の巨人がそれぞれのポエジーを,詩歌の源泉としてのバラードの中で自在に展開する詩的宇宙。テキストの精密な読解に徹したユニークな論考。
はしがきゲーテとシラーのバラード制作に至る前史美神を刻むゲーテ――『ピュグマリオン』宝を掘るゲーテ――『宝掘り』ゲーテの霊と肉の物語――『パリア』ゲーテの現代性――『魔法使いの弟子』シラーの幸福論――『ポリュクラテスの指輪』シラーの英雄論――『潜水夫』シラーの友情論――『身代り』シラーの芸術至上主義――『ハプスブルク伯爵』 あとがき
生きている言語は常に変化し続けています。現代日本語も「生きている言語」であり、「…
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