目次
第1章 環境と生命の相互進化 ………………………… 佐谷秀行
生命は地球が生んだ偶然の産物/酸素汚染/環境変化の緩和に
よる多細胞生物の誕生/生命は海を取り込み携帯した/循環系
形成による環境への適応/ヒトの進化が与えた環境へのインパ
クト
第2章 生物多様性とその保全 ………………………… 高宮正之
生物多様性/生物多様性の基本単位である種/シダ植物におけ
るさまざまな種/生物の進化と絶滅史/生物の一種,ヒト/生
物多様性の保全
第3章 環境の成立と意義 ……………………………… 中山 將
環境の構造/生命と自然/人間と環境/環境の問題化/問題化
する環境の今後
第4章 生命と環境の倫理 ……………………………… 高橋隆雄
生命倫理と環境倫理の統合を考える必要性/キー概念としての
ケア/ケアと権利/生命・環境倫理の統合へ向けて
第5章 人類史に及ぼした水俣病の教訓……………… 原田正純
環境汚染の被害は弱者に始まる/胎児性水俣病の発見/差別と
グローバルな視点/水俣学への模索
第6章 環境対策の技術とシステムづくり…………… 滝川 清
環境構成要素と環境創造/環境問題の原因・要因分析と技術/
環境対策へのシステムづくり