目次
クルス・クルサード・クルーソー ……………… 岩尾龍太郎
――宗教・貨幣・物語――
日本における自伝文学の受容とその展開………… 森 泰男
――アウグスティヌス,ルソー,トルストイと日本の私小説――
イロニーの神学………………………………………… 赤尾美秀
――トーマス・マンの「ヨセフ物語」とその近代性――
西欧近代の「自然」概念とその受容 ……………… 今井尚生
キリスト教と日本風土の接点 ……………………… 宮平 望
――和と間の概念を中心として――
「国体」・「異人・耶蘇」・「信教自由」……… 堤 啓次郎
新体詩・唱歌・讃美歌 ……………………………… 井口正俊
――近代日本成立期における「翻訳」文化の一断面――
「奉教趣意書」に読む熊本バンド…………………… 塩野和夫