人文科学 哲学・思想
西洋倫理思想史 下
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,400円)
ホメロスから現代にいたる道徳思想を叙述することによって,道徳的概念は永遠,不変なものではなく,特定の歴史的伝統,社会制度を背景にして成立してくるのであり,その成立には哲学者たちの仕事が大きく貢献していることを示す。
西洋倫理思想史 上
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,400円)
ホメロスから現代にいたる道徳思想を叙述することによって,道徳的概念は永遠,不変なものではなく,特定の歴史的伝統,社会制度を背景にして成立してくるのであり,その成立には哲学者たちの仕事が大きく貢献していることを示す。
若きヘーゲルの思索
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,200円)
およそ或る人間の「思想」が,その人自身の思索の歩みそのものを語るものであるということは当然のことでもあり,必然のことでもあろう。若きヘーゲルの思索に沈潜することによって,自己の思想を形成せんとした若き哲学者の知的ドキュメント。11篇の遺稿を収める。
論理学・序説
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,400円)
真もしくは偽を語ることは,ことばのいかなる働きにおいて成り立っているか。本書は,「主語」と「述語」の形式や「指示」と「記述」の働きによる「言明」成立をめぐる論理の哲学の根本問題を,論理学の基礎の概説に絡めて扱おうというユニークな試みをなしている。
積極哲学への回帰
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
今日の実存哲学の巨歩が真に積極哲学に回帰できるかどうか。本書は,ボェーメ,バアダー,シェリングの基定線によって,この決定的な要蹤を解明しようとするものである。われわれはそこに不可欠な礎石を見出すことができるであろうと思う。
哲学体系の象限
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
近代学の展開の「意味」とその「論理」の構造を,非同位的な矛盾や対極性を不可欠のモメントとする「象限」構造で捉え究明する。この新たな「象限」理論によって,各哲学体系の個性という積極的な位相を探り,その指標を「開いた経験論」に究極せしめている。
デューイの人間論
- 定価 2,530円(税率10%時の消費税相当額を含む)
デューイ人間論の根底には,習慣の社会心理学的分析に基づいた,個人と環境との相互作用に関する統合的把握がある。本書はデューイ自然主義の人間観を,習慣と探究のユニークな基本概念から吟味する著者の一般論である。