目次
はしがき
第1章 発達障害のための心理劇とは
『発達障害のための心理劇 想から現に』をさらに超えて
1.心理劇とは
2.前著『発達障害のための心理劇』の反響より
3.本著の目的
『発達障害のための心理劇』をさらに超えて
第2章 心理劇の実際(1)
心理劇による療育
1.寺子屋さくらでの実践
2.青年学級での実践
3.桜花塾での実践
4.福祉施設での実践
5.林間学校での実践
第3章 心理劇の実際(2)
心理劇的手法を用いた教育・支援
1.さくら保育園・さくらキャンプでの実践
2.特別支援学校での実践(1)
3.特別支援学校での実践(2)
4.あおぞらキャンプでの実践
5.LD及び周辺児・者親の会によるソーシャル・スキル学習グループでの実践
第4章 心理劇の実際(3)
症例報告
1.女児グループ「なでしこグループ」での実践
2.中学生の心理劇にみられた「とげとげことば」から「あったかことば」への変容
3.あおぞらキャンプでのあるADHD児に対する心理劇
4.発達障害者へのロールプレイを用いた支援(実践例)
アスペルガー障害者のソーシャル・スキル獲得のための援助
5.高機能自閉性障害女性の抱く「異性に対する思い」に触れる心理劇
6.高機能広汎性発達障害者に対する心理劇
今,ここで育ちあう体験
7.青年期の広汎性発達障害者に対する心理劇の適用
ピア・カウンセリング,他者への適切なかかわり方の促進に対する支援
8.高機能広汎性発達障害における心理劇の効果
グループ創設期の様子と現在
第5章 考 察
1.本著の目的
2.心理劇の実際より導き出された結果
3.発達障害児・者になぜ心理劇が有効なのか
インタビューや臨床観察より
4.アスペルガー障害児・者になぜ心理劇が有効なのか
5.さいごに
あとがきに代えて
索 引