これからのキャンパス・デザイン

これからのキャンパス・デザイン九州大学伊都キャンパスと学術研究都市をつくる

著者名

九州大学新キャンパス計画推進室編

価格

定価 3,080円（税率10％時の消費税相当額を含む）

ISBN

978-4-87378-950-7

仕様

A4変形判　並製　180頁　C3052

発行年

2007年7月

ご注文

内容紹介

高度情報化社会を迎え，世界中の大学が次世代に向けた変容を遂げようとしている。古くからアジアと日本の交流の接点であった福岡地域をアジアの拠点として再生し発展させたいという社会の要請に応えるため，九州大学は新キャンパスを構想し，整備を進めてきた。本書は，九州大学が多くの関係者とともに取り組んできたこれからの都市と大学キャンパスのデザインを示す書である。

はじめに
九州大学の総合力を活かしたキャンパス・デザイン
１.　都市と大学のデザイン
　1.1　都市と大学
　1.2　世界の都市と大学キャンパス
　1.3　アジアの都市と大学キャンパス
２.　九州大学伊都キャンパス計画
　2.1　計画の軌跡
　2.2　マスタープラン2001
　2.3　伊都キャンパスの建築デザイン
　2.4　国立大学法人の新キャンパス計画
　2.5　九州大学学術研究都市構想
　2.6　伊都キャンパスの交通対策と住環境整備
３.　自然と歴史のオアシスキャンパス
　3.1　自然環境のデザイン
　3.2　歴史環境のデザイン
４.　パブリックスペースのデザイン
　4.1　伊都キャンパスのパブリックデザイン
　4.2　色彩コントロール
５.　キャンパスを科学する／教育科目開講
６.　関連データ
　6.1　計画と建設の経緯
　6.2　九州大学新キャンパス計画関係委員会
　6.3　マスタープランと地区基本設計
　6.3　建築
　6.4　九州大学伊都キャンパス建設関係会社
　6.5　参考文献
７.　プロジェクト・サマリー
　　　（日本語, 英語, 中国語, 韓国語）
おわりに

著者紹介

有川節夫（ありかわ・せつお）
　九州大学理事・副学長／図書館長／新キャンパス計画専門委員会委員長／九
　州大学新キャンパス計画推進室長／理学博士／情報学
佐藤　優（さとう・まさる）
　九州大学大学院芸術工学研究院教授／博士（芸術工学）／パブリックスペース
　ワーキンググループ長／アート／視覚記号、サイン・景観
出口　敦（でぐち・あつし）
　九州大学大学院人間環境学研究院教授／アジア総合政策センター／工学博士
　／都市設計学、都市計画学、建築学
坂井　猛（さかい・たける）
　九州大学新キャンパス計画推進室副室長・准教授／大学院工学研究院／博士
　（工学）／都市システム工学、都市設計、キャンパス計画
石田浩二（いしだ・こうじ）
　九州大学新キャンパス計画推進室准教授／九州大学学術研究都市推進機構／
　マーケティング・情報工学
塚原健一（つかはら・けんいち）
　財団法人リバーフロント整備センター研究第二部長／元九州大学新キャンパス
　計画推進室助教授／大学院工学研究院／博士（学術）／都市・地域経済学
広城吉成（ひろしろ・よしなり）
　九州大学大学院工学研究院准教授／博士（工学）／地下水環境工学
鶴崎直樹（つるさき・なおき）
　九州大学新キャンパス計画推進室准教授／大学院人間環境学研究院／博士
　（人間環境学）／建築計画、建築設計、キャンパス計画
松岡　力（まつおか・ちから）
　九州大学事務局施設部　整備計画課長
渡邊浩平（わたなべ・こうへい）
　九州大学新キャンパス計画推進室助教／九州大学学術研究都市推進機構／
　博士（工学）／まちづくり、GIS
前田利家（まえだ・としいえ）
　九州大学新キャンパス計画推進室助教／工学修士／都市計画
丸居　篤（まるい・あつし）
　九州大学新キャンパス計画推進室助教／博士（農学）／灌漑工学
横田雅紀（よこた・まさき）
　九州大学新キャンパス計画推進室助教／修士（工学）／海岸工学