Socioeconomic Study on the Burden of Leptospirosis

著者名
矢部光安・野村久子・Joseph M. Arbiol・Maxima R. Quijano・Maridel P. Borja・Nina G. Gloriani・吉田眞一
価格
定価 17,600円(税率10%時の消費税相当額を含む)
ISBN
978-4-7985-0139-0
仕様
菊判 上製 584頁 C3047
発行年
2014年12月
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内容紹介

フィリピンやタイなどアジア・中南米の亜熱帯・熱帯地域で流行する人畜共通感染症であるレプトスピラ症の,フィリピンにおける疫学的調査の最新成果。レプトスピラ症は日本でも感染が報告されており,その防除や対策にも役立つ資料となる。

目次

Acknowledgments

 

Chapter 1: Introduction

 

Chapter 2: Overview of the Survey Results

 
  Summary
  1. Introduction
  2. Profile of Leptospirosis Patients
  3. Household Characteristics of Leptospirosis Patients
  4. Leptospirosis Infection and Health-Seeking Behavior
  5. Cost of Illness Associated with Leptospirosis
  6. Methods used to Cover the Cost of Leptospirosis
  7. Conclusion
 

Chapter 3: Factors Affecting the Financial Burden of Leptospirosis

 
  Summary
  1. Introduction
  2. Descriptive Analysis
  3. Factors Affecting the Financial Burden of Leptospirosis
  4. Conclusions and Policy Recommendations
 

Chapter 4: Case Studies

 

  4.1. Mild Leptospirosis Cases
  4.2. Serious Leptospirosis Cases
  4.3. Death (Fatal) Cases

 

References

 

Authors

著者紹介

矢部光保(やべ みつやす) 九州大学大学院農学研究院教授
食料・環境・エネルギーの相互関連を考慮した農業・農村政策を中心に、公共プロジェクト、生物多様性、バイオマス、アメニティの経済評価などの研究を行っている。農林水産省農林水産政策研究所、ジョージア大学、ロンドン大学客員研究員などを経て現職。博士(農学)。

野村久子(のむら ひさこ) 九州大学大学院農学研究院留学生担当講師
地方自治体に関連する環境政策のアドボカシーや評価、市場原理を用いた地域振興のための実証実験、農業環境政策、歴史的農業遺産に関する政策比較研究を行っている。マンチェスター大政治経済ガバナンス研究所などを経て、現職。英国マンチェスター大学博士(開発・政策学)。

Joseph M. Arbiol 九州大学大学院農学研究院生物資源環境科学府博士課程学生

Maxima R. Quijano フィリピン大学マニラ校公衆衛生学部スタッフ

Maridel P. Borja フィリピン大学マニラ校公衆衛生学部教授
Assistant to the Dean for Academic Affairs
BSMT (summa cum laude), University of Santo Tomas, 1970; MSPH (Biometry), University of the Philippines, 1981; MSc (Med. Statistics), London School of Hygiene & Tropical Medicine, UK, 1985, PhD (Epidemiology) University of California, Los Angeles, USA, 1998


Nina G. Gloriani フィリピン大学マニラ校公衆衛生学部教授

吉田眞一(よしだしんいち)九州大学大学院医学研究院教授
免疫学、宿主−寄生体関係、感染性疾患の病因、病原性細菌の生態などの研究を行っている。九州大学医学部助手、産業医科大学講師、同助教授、同教授を経て現職。医学博士。

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