現代の歯性上顎洞炎[改訂第2版] 医科と歯科のはざまで
内容紹介
歯性上顎洞炎は日常臨床でよく遭遇する古くからある疾患である。しかし診断と治療に関しては医科と歯科の間で必ずしもコンセンサスが得られておらず,治療法も異なっている。またその成因から病態さらに診断と治療について述べた成書は意外に少ない。医学と歯学の進歩に伴って歯性上顎洞炎の病態・診断・治療は,近年変化している。本書は著者の長年の臨床経験と病理組織学的見地から得られた現代の歯性上顎洞炎の病態・診断・治療について解説したものである。改訂第2版では特に歯性上顎洞炎の病態を改訂している。
目次
性歯性病変による歯性上顎洞炎の診断
著者紹介
佐藤公則(さとう きみのり)
佐藤クリニック(大分市)耳鼻咽喉科・頭頸部外科 睡眠呼吸障害センター 院長,
久留米大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科 客員教授。
略歴:
1983年3月 久留米大学医学部医学科卒業,
1987年3月 久留米大学大学院医学研究科博士課程修了,
1991年4月 久留米大学講師 医学部耳鼻咽喉科学講座
2000年4月 久留米大学客員助教授 医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座,
2007年4月 久留米大学客員准教授 医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座,
2009年4月 久留米大学客員教授 医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座。
主要研究領域は,喉頭の機能形態学,分子生物学,再生医療,声帯の細胞と細胞外マトリックス。
日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本気管食道科学会専門医
日本睡眠学会認定医
死体解剖資格認定(病理解剖)
医学博士
受賞(主なもの):
1998年:Young Faculty Research Award
American Laryngological Association(アメリカ喉頭科学会)
2005年:Poster Presentation First Place Award
American Broncho-Esophagological Association(アメリカ気管食道科学会)
2005年:Poster Presentation First Place Award
American Laryngological Association(アメリカ喉頭科学会)
2006年:Casselberry Award
American Laryngological Association(アメリカ喉頭科学会)
2007年:Poster Presentation Third Place Award
American Laryngological Association(アメリカ喉頭科学会)
2008年:Broyles-Maloney Thesis Award Honorable Mention
American Broncho-Esophagological Association(アメリカ気管食道科学会)
2009年:Seymour R. Cohen Award
American Broncho-Esophagological Association(アメリカ気管食道科学会)
2009年:Honorary Fellowship
The Philippine Society of Otolaryngology-Head and Neck Surgery
(フィリピン耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会)
2011年:Poster Presentation Second Place Award
American Broncho-Esophagological Association(アメリカ気管食道科学会)
2012年:Guest of Honor Award
American Broncho-Esophagological Association(アメリカ気管食道科学会)
2013年:Presidential Citation Award
American Laryngological Association(アメリカ喉頭科学会)
2014年:Poster Presentation First Place Award
American Broncho-Esophagological Association(アメリカ気管食道科学会)
2015年:Poster Presentation Second Place Award
American Broncho-Esophagological Association(アメリカ気管食道科学会)