本書は九州で留学生活を送り,中国文壇で活躍するようになった作家たち(郭沫若,張資平,陶晶孫,夏衍など)と,旧満州,台湾,上海租界などで文学活動をした九州ゆかりの日本人の事績を紹介するものであり,中国現代文学の発展に九州が大きく関わっていた事実を明らかにし,九州とアジアとの関係を考えていく契機となろう。
序 章 中国現代文学と九州 岩佐昌暲第一章 文学者郭沫若と九州の縁 武 継平第二章 陶晶孫と福岡 小崎太一第三章 張資平と九州・熊本 松岡純子 ――旧制五高の青春―― 第四章 夏衍と北九州 新谷秀明第五章 上海を見ていた墓 横地 剛 ――魯迅と鎌田誠一―― 第六章 魯迅と長崎 永末嘉孝第七章 「満州国」詩人矢原礼三郎と『九州芸術』 与小田 隆一第八章 内なる自己を照らす「故郷」 間ふさ子 ――坂口れい子の文学における台湾と九州―― 第九章 魯迅と郭沫若 山田敬三 ――その九州大学との関係――
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