70年前に勃発したスペイン市民戦争は,1930年代の歴史的分岐点になったというだけでなく,世界の今を解くカギを秘めた出来事であった。市民が人間の尊厳と自由を守るために立ち上がる大義がそこには存在した。今日のスペイン・ルポとともに,これまで関係がうすいと一般には考えられていた,日本をはじめアジア諸国の人々との関連を明らかにする。
プロローグ 今なぜスペイン市民戦争か第一章 スペイン市民戦争と現代 イギリス人元義勇兵との出会い/「現代の内戦」の起 点としてのスペイン市民戦争/「現代の内戦」の系譜第二章 今日のスペインに見る市民戦争 国際旅団のモニュメント/戦争にノーを!/オリーブ の墓標/古い墓穴/元兵士たちとの対話/市民戦争を 生き抜いた女性の物語/国際旅団友好協会/パウ・カ ザルス・ミュージアム第三章 スペイン市民戦争とアジア 中国/朝鮮/フィリピン・インド・ベトナム第四章 スペイン市民戦争と日本 参戦した日本人/駐日臨時スペイン公使と日本エピローグ 内戦を越えて
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