内容紹介
本書は,大学,短期大学,専門学校などで社会学概論を学習する際に,テキストとして実際に役立つことを念頭において編集された。ページ数の多い大きな著作は講義時間内ではとてもこなしきれない。加えて価格も高くなり,学生も購入しにくくなる。そのため本書では,ページ数や価格を抑えると同時に,内容的にも社会学の入門書として必要十分なものとなるよう,構成等の工夫を凝らした。執筆陣は主として若手研究者であり,その分内容的にチャレンジングなものとなっている。これら執筆陣をうまくまとめあげているのが長年にわたって社会学の研究・教育に携わってきた編者であり,本書を全体としてバランスの取れたものに仕上げている。