目次
序 章
第 1 章 ツァイス経営精神の源流
ツァイス社発祥の地イエナ/ツァイス社の出発/カール・ツァイスの
眼力/ツァイスの情熱とアッベの理論
第 2 章 ツァイス経営精神の醸成
ツァイスとアッベの共同経営/アッベの信念とショットの協力/新し
い光学の時代/カール・ツァイスへの追悼の辞
第 3 章 ツァイス経営精神の刻印
寄付行為の精神/永遠の繁栄をめざして/アッベの後継者/その後の
後継者群像/
第 4 章 ツァイス社の企業福祉政策
ファーナムのツァイス社紹介の背景/ファーナムのツァイス社紹介の
内容/ファーナムのツァイス社論/ドラッカーのツァイス社論
第 5 章 ツァイス社の社会的経営政策
ブリーフスの基調講演/ショメルスの基本理念/ショメルスの講演内
容/経営共同体志向の社会的経営政策/経営共同体と人間疎外問題
第 6 章 人間性尊重の経営思想
社会的責任の認識/社会的責任の実践/人間性志向の組織論/人間性
志向の経営経済学
第 7 章 アッベの経営思想
企業倫理の要請/アッベの財団法人思考/アッベの寄付行為思考/
アッベの経営思想の継承
第 8 章 アッベの社会貢献思想
経営思想の原点/経営共同体志向の経営思想/フィランソロピーの経
営思想/社会貢献志向の経営思想
第 9 章 アッベの研究開発活動
ツァイス製品の源流/顕微鏡の開発/写真レンズの開発/各種光学機
器の開発/メイド・イン・ジャーマニーの旗手
第10章 第2次大戦直後のツァイス社
アメリカ軍のイエナ進駐/頭脳の強制連行/ツァイス社の東西分断/
東西ツァイス社の再生
第11章 東西ドイツ通貨統合時のツァイス社
市場経済への移行/企業の民営化/事業の再編成/企業の合理化/東
西ドイツの統一
第12章 旧東ドイツ国営企業の民営化
激動のドイツ/信託公社の創設/信託公社の使命/国営企業民営化の
模索
第13章 東西ツァイス社の合併
東西ドイツ統一直後のドイツ企業の実情/ペンタコンの解散/ツァイ
ス・イコン社の盛衰/よみがえるコンタックスの名称/ツァイスグル
ープの活動状況/これからのツァイス社
第14章 ツァイスレンズの研究開発と販路開拓
コンタックスカメラの誕生/日本企業との技術提携/レンズ品質の追
及/ツァイスレンズの原点
第15章 ツァイス経営精神の継承
経営者企業的色彩/創業者たちの人柄/創業者たちの思い/経営精神
の伝承
終 章 エピローグ
ツァイス150年史年表