目次
第I部 唱歌教育における植民地教育政策とその対応
第1章 旧韓末期の唱歌教育政策(1906―1910年)
ミッション系教育機関と音楽教育/日本の植民地統治の開始と音楽
教育
第2章 「武断統治」期の唱歌教育政策の展開
朝鮮総督府初期の音楽教育政策/中国東北地域朝鮮人学校における
チャンガ(唱歌)運動/その他海外における朝鮮人のチャンガ(唱
歌)運動
第3章 「文化政治」期の唱歌教育政策
朝鮮総督府の教育政策/普通学校の教科用図書/唱歌科の教育課程
/『普通学校補充唱歌集』の分析
第4章 「皇民化」期の唱歌教科書
国民学校規定公布まで/国民学校規定公布以後
第II部 唱歌教育の韓国音楽の旋律とリズムへの影響
第5章 韓国の伝統音楽の転生
韓国音楽の旋律とリズム/朝鮮正楽伝習所/金仁湜の活動
第6章 民族音楽運動の流れ
「セクトン会」の芸術運動/創作童謡の発展と尹克栄/芸術歌曲と
洪蘭坡の作品/大衆音楽の発生