社会科学
16-19世紀の英仏農村における農業年雇の研究
- 定価 3,740円(税率10%時の消費税相当額を含む)
農業年雇という,従来はあまり大きくは注目されることのなかった労働力形態に早い時期から深い関心を抱いていた著者が,英仏の歴史学界における最近の研究動向をふまえて,ヨーロッパ及び日本の農業史や経済史の分野に,新しい分析視角を切り拓こうとする意欲的な論文集。
人間の教育
- 定価 2,750円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書において,現代における最大のトミスト哲学者,ジャック・マリタンは,人格主義哲学の立場から大学教育の根本問題と大胆に取り組んでいる。価値観の多元化した現代社会の要求に対応すべく,注目すべき提言を行っている。
宗教と世界観
- 定価 2,640円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,著者多年の研究論文の中から主要論文12篇を選び,集録したものである。日本各地,インドネシア,バリ島,メキシコ・インディオなど,現地調査を通して,伝統社会の宗教,儀礼,世界観,象徴の体系を探った好著。
儀礼と象徴
- 〔品 切〕(参考:本体価格 円)
本書は,宗教人類学または象徴人類学的分野で活躍されておられる吉田禎吾教授から,直接あるいは間接の影響を受けた新進の学徒の論文集であり,おのずと現在の日本の文化人類学の研究の水準を示している。
経済学批判体系の研究
- 定価 2,420円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,従来対象領域の不確定性ゆえに,いわば膠着した論理の陥穽に落ち込み,説得性を持った現実的恐慌への展開を封殺されていた恐慌理論を,マルクスの「経済学批判」体系の展開を通じて,体系的に構築し,その具体化を展望する。
アメリカ現代教育行政学研究
- 定価 4,400円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本格的に究明されることのなかった戦後アメリカ教育行政学の学問的再編(アメリカ現代教育行政学の成立)に関する本邦初の体系的研究書である。本書はまたわが国の教育行政学の経験科学的社会科学としての確立をめざした労作。
農業をつらぬく論理と実証
- 定価 2,530円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,日本の農業・農村を視野におきつつ,世界の農業・農村の調査・研究を進めている著者多年の成果の集成である。第I部では日本における農民層分解と中農理論の展開を述べ,第II部では農政の理念と課題として,農業の自給と保護政策のあり方を考える。
ORによる在庫管理システム
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
初歩から応用までのモデルを数多く紹介したもので,経営学や経営工学・管理工学のモデル構築に関する基礎知識を与えるとともに,広く経営全般に関する計量手法の理解・応用にも役立つであろう。数学的補注として,確率に関する基礎的知識を説明した。
判例演習 民法総則
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,400円)
民法の講義や学習をより効果的にし,その程度を深めるための"判例資料集"ともいうべき判例解説。基本的な重要判例を選び,事案の概要を図解付きで紹介するとともに,参照判例,参照文献をできるだけ詳細に掲載し,簡潔な解説を加える。