近年,経済のグローバル化等を背景に,敵対的企業買収が 増加している。本書は,著者の博士学位論文を基に,敵対 的企業買収における対抗措置の問題に着目しつつ,敵対的 企業買収をめぐるわが国の法制度,判例理論,学説等の状 況を踏まえ,これをアメリカやドイツの最新の状況と詳細 に比較検討しながら,わが国における敵対的企業買収の望 ましい法規制のあり方について,法理論的に体系的な研究 を行うものである。
第一章 序第二章 日本法 序説/判例理論/学説/比較法的検討/小括第三章 アメリカ法 経営判断原則/UNOCAL基準/BLASIUS基準/両基準の関係/小括第四章 ドイツ法 対抗措置の是非/小括第五章 批判論の検討 外国法の基本的立場/経営判断原則説/機関権限の分配秩序説/小括第六章 解釈論の理論的限界 ステイクホールダーの利益の考慮/対抗措置の認定と司法の役割/小括第七章 結び
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