敵対的企業買収の法理論

著者名
?本 穰
価格
定価 3,850円(税率10%時の消費税相当額を含む)
ISBN
978-4-87378-656-8
仕様
A5判 上製 168頁 C3032
発行年
2000年11月
ご注文
  • 紀伊國屋
  • amazon
  • 楽天ブックス
  • セブンネットショッピング

内容紹介

 近年,経済のグローバル化等を背景に,敵対的企業買収が
 増加している。本書は,著者の博士学位論文を基に,敵対
 的企業買収における対抗措置の問題に着目しつつ,敵対的
 企業買収をめぐるわが国の法制度,判例理論,学説等の状
 況を踏まえ,これをアメリカやドイツの最新の状況と詳細
 に比較検討しながら,わが国における敵対的企業買収の望
 ましい法規制のあり方について,法理論的に体系的な研究
 を行うものである。 

目次

第一章 序
第二章 日本法
     序説/判例理論/学説/比較法的検討/小括
第三章 アメリカ法
     経営判断原則/UNOCAL基準/BLASIUS基準/両基準の関係/小括
第四章 ドイツ法
     対抗措置の是非/小括
第五章 批判論の検討
     外国法の基本的立場/経営判断原則説/機関権限の分配秩序説/小括
第六章 解釈論の理論的限界
     ステイクホールダーの利益の考慮/対抗措置の認定と司法の役割/小括
第七章 結び

学術図書刊行助成

お勧めBOOKS

若者言葉の研究

若者言葉の研究

生きている言語は常に変化し続けています。現代日本語も「生きている言語」であり、「…

詳細へ

犯罪の証明なき有罪判決

犯罪の証明なき有罪判決

冤罪はなぜ起こるのか。刑事訴訟法は明文で、「犯罪の証明があった」ときにのみ、有罪…

詳細へ

賦霊の自然哲学

賦霊の自然哲学

物理学者フェヒナー、進化生物学者ヘッケル、そして発生生物学者ドリーシュ。本書はこ…

詳細へ

帝国陸海軍の戦後史

帝国陸海軍の戦後史

近代日本のなかで主要な政治勢力の一翼を担った帝国陸海軍は、太平洋戦争の敗戦ととも…

詳細へ

構造振動学の基礎

構造振動学の基礎

本書の目的は,建物・橋梁・車両・船舶・航空機・ロケットなど軽量構造物の振動現象を…

詳細へ

九州大学出版会

〒819-0385
福岡県福岡市西区元岡744
九州大学パブリック4号館302号室
電話:092-836-8256
FAX:092-836-8236
E-mail : info@kup.or.jp

このページの上部へ