中国大陸の火山・地熱・温泉

中国大陸の火山・地熱・温泉

江原幸雄 編著
定価 1,100円(税率10%時の消費税相当額を含む)
広大な中国大陸には,わが国とはとても異なった自然が存在しています。わが国ではなじみ深い火山・地熱・温泉でもそうです。大平原を埋め尽くす広大な溶岩原。200万年以上にわたって成長を続ける巨大な玄武岩質火山。プレートの衝突によって形成された活発な地熱活動。そこには中国大陸の熱い息吹が感じられます。本書は10年間にわたる日中両国研究者による共同研究の成果を,フィールド調査の苦労を交えながら生き生きと紹介しています。 (さらに…)
書籍の詳細へ
NEW PERSPECTIVES ON POLICY PLANNING AND ANALYSIS 2002

NEW PERSPECTIVES ON POLICY PLANNING AND ANALYSIS 2002

九州大学政策評価研究会
定価 6,600円(税率10%時の消費税相当額を含む)
『政策分析2000』・『政策分析2001』・『政策分析2002』と重ねた,政策評価研究会の研究成果を広く海外の研究者と読者に伝えるための英語版。90年代の日本経済の軌跡と今後わが国が直面する政策的課題の理解に資することを目指す。 (さらに…)
書籍の詳細へ
メリメの『カルメン』はどのように作られているか

メリメの『カルメン』はどのように作られているか

末松 壽
定価 2,420円(税率10%時の消費税相当額を含む)
メリメ生誕200年におくる『カルメン』の新たな一解釈。著者は「神話」と化した『カルメン』受容を解体し,作品のもう一つの,実は基本的な意味を再構築する。まず説話学の観点より原作独特の重層的な構造を示し,それが「異性」(むしろ「他異性」と言おう)に刻印された世界,いわゆる異文化への接近のために必要な手法であったと説く。次いで著者は,従来メリメに関して十分に観察されなかったまさにこの「他異性」の主題を考察する。その構成や既知への還元法とともに,その機能および作動の仕方を分析し,  基本的に恋愛小説でも...
書籍の詳細へ
情報技術と差別化経済

情報技術と差別化経済

萩野 誠
定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
 情報化経済の帰結は,すべての産業で差別化が進むことであるという仮説を展開したのが本書である。これを本書では「差別化経済」と呼ぶ。 差別化は製品差別化に代表される概念である。製品差別の諸理論を検討することにより,情報技術が製品差別をもたらし,また,それが情報技術の本質的な特徴からももたらされることを示した。 経済の基底に流れる大きな変化を「差別化経済」と捉え,ひとつの分析視角を提示したものである。   (さらに…)
書籍の詳細へ
経済成長分析の方法

経済成長分析の方法

大住圭介
定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
最近,国際競争力を回復させる構造改革,特に,イノベーションとそれを支える教育改革が強調されている。このような問題は,静態的あるいは短期的なコンテクストのもとでは充分に論究することが不可能であり,長期的かつ動態的なパースペクティブに立った経済分析の確立を必要としている。このような状況を踏まえて,本書ではイノベーションと人的資本のマクロ動学分析が試みられる。理論と実証に関する分析を含んでおり,本書を通読・読了すれば最近の成長論に関する包括的な知識と素養を習得することができる。本書では厳密性・一貫性を...
書籍の詳細へ
鉱物資源論

鉱物資源論

志賀美英
定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,人類が鉱物資源を持続的に確保していくために解決しなければならない「枯渇」,「環境」,「利害対立」の3つの資源問題について,それぞれ社会的,歴史的背景や原因などを究明し,問題解決のために世界が取り組むべき目標を具体的に提示している。「枯渇」と「環境」は技術開発と技術移転によって,「利害対立」は相互依存の認識をベースとした発展途上国開発や貿易制度の改善などによって解決でき,それらを主導的に担っていくのは先進国であると述べている。また本書は日本の鉱物資源政策にも触れ,その大部分を輸入に依存する...
書籍の詳細へ
学術図書刊行助成

お勧めBOOKS

若者言葉の研究

若者言葉の研究

生きている言語は常に変化し続けています。現代日本語も「生きている言語」であり、「…

詳細へ

犯罪の証明なき有罪判決

犯罪の証明なき有罪判決

冤罪はなぜ起こるのか。刑事訴訟法は明文で、「犯罪の証明があった」ときにのみ、有罪…

詳細へ

賦霊の自然哲学

賦霊の自然哲学

物理学者フェヒナー、進化生物学者ヘッケル、そして発生生物学者ドリーシュ。本書はこ…

詳細へ

帝国陸海軍の戦後史

帝国陸海軍の戦後史

近代日本のなかで主要な政治勢力の一翼を担った帝国陸海軍は、太平洋戦争の敗戦ととも…

詳細へ

構造振動学の基礎

構造振動学の基礎

本書の目的は,建物・橋梁・車両・船舶・航空機・ロケットなど軽量構造物の振動現象を…

詳細へ

九州大学出版会

〒819-0385
福岡県福岡市西区元岡744
九州大学パブリック4号館302号室
電話:092-836-8256
FAX:092-836-8236
E-mail : info@kup.or.jp

このページの上部へ