バンジャマン・コンスタン日記
- 定価 10,340円(税率10%時の消費税相当額を含む)
バンジャマン・コンスタン(1767-1830年、国葬)の1804-16年(36-48歳、途中3年半の空白)にわたる「日記」は、ナポレオン帝政から第二次王政復古に至る動乱の時代を鮮やかに描き出し、政治家コンスタンの複雑な軌跡を浮かび上がらせる。ゲーテ、シラー、シェリング、シュレーゲル兄弟といった当代一流知識人との交流、ヨーロッパ各地の宮廷・サロンに集う貴顕紳士への辛辣な人物評、ライフワークとなった宗教思想史執筆過程の詳細な記述から、思想家としての思索の跡を辿ることができる。さらに恋愛のマキャヴェリ...
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