総記・一般
奔流
- 〔品 切〕
陰謀渦巻く暗殺と戦争の時代に,余儀なくされた満州での獄中生活から,今度は権力が歴史の裁きを受けるようになった経緯,敗戦前後の混乱,帰国に伴う数々の挿話,アメリカ占領軍の明暗を生々と描いている。全編に脈打っているのは著者の反ファシズムの精神である。

志賀島の四季
- 定価 2,420円(税率10%時の消費税相当額を含む)
「金印」が埋められた昔のままに,志賀の暦は魚の回遊で,海神は祭りの幕をおろすひまを与えない。百万都市福岡にあって,古風な社会をくずさない志賀を人々は奇跡の島と呼ぶ。その驚異の四季がここにある。

どん底のたたかい
- 定価 1,320円(税率10%時の消費税相当額を含む)
日中戦争当時満鉄調査部にいた著者は,軍の意見と鋭く対立し,結局「好ましからざる人物」として関東軍憲兵隊に逮捕される――三年間の獄中生活。人生のどん底にあって"歴史の審判"を信じつつ耐えた,精神力の闘い。

食の科学
- 〔品 切〕
「食」の自然科学からのアプローチ。食べるヒト自身の機能やメカニズムの話題,食べるモノつまり食糧や食品・調理の話題などを通して,「食物と人間生活」の基礎的な理解を深めようとするもの。

文学のなかの人間像
- 定価 1,760円(税率10%時の消費税相当額を含む)
誰でも読める小説の形で,登場人物という仮面の下から,真実の欲求や主張や生きる闘いを読みとる,作家たちとの無言の,白熱した対話。各自の胸に灰をかぶせられてひそんでいるプライベートな燠を白日のもとにさらしてみせた。
