人文科学 芸術
音響設計学入門
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
九州芸術工科大学音響設計学科の教官を総動員して「音響設計」の核心と基礎に迫った入門書。高校生,大学低学年生を主な対象に,なるべく平易な言葉で分かりやすい説明を試みる。生活の中の音,音科学の歴史,音楽,楽器,言葉,声,耳,情報としての音など,音を取り巻く多彩な側面を大きな流れの中で捉え,「人間の時代」としての21世紀を音でデザインする。 (さらに…)
映像学・序説[新装版]
- 〔品 切〕(参考:本体価格 4,700円)
開かれた映像の世界,その学の誕生に賭ける著者は,現象学・美学・ゲシュタルト理論,さらに記号学・意味論・構造主義等を駆使して,写真・映画・テレビなど媒体の機能・形態を超えて,映像という新たなレベルでの体系化を試みる。
芸術作品と時間
- 定価 2,420円(税率10%時の消費税相当額を含む)
音楽と絵画――時間芸術,空間芸術という観点からは両極的存在に見える両者を,それぞれ,時間という観点から究明することによって,終極的には,両者の芸術作品としての根元的共通性を明るみに出す。
芸術工学概論
- 定価 2,750円(税率10%時の消費税相当額を含む)
技術を人間生活に適切に利用するために,技術の基礎である科学と,人間精神の最も自由な発現である芸術とを総合する「総合的デザイン」論,「芸術工学」の理念,生い立ちとその展開,学問的体系を考える。
舞踊における美への視点
- 定価 5,500円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,「舞踊鑑賞の認知構造」を実証的に明らかにした13章と附票から成り,研究対象の選択,精緻なデータ処理,表示法のくふうなど,舞踊研究へ多くの示唆を与えるとともに,世界の舞踊の中での琉球舞踊を位置づける。
映画学から映像学へ
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
戦後の映画-映像理論に支配的だったサルトル,メルロ-ポンティの現象学,構造主義的記号学から,ラカンの精神分析やクリステヴァの記号分析が広く取り入れられ,今までの研究方法そのものが問いなおされている。本書は著者の映像学の新たな成果である。
芸術家の責任
- 定価 1,980円(税率10%時の消費税相当額を含む)
西欧の伝統哲学を再生し,20世紀パリの芸術運動にも親しかったJ.マリタンは,人生と芸術に対する深く強い思念をとおして,芸術創造に働く力を洞察,芸術が人間の共同体に対し担いうる責務のあることを説く。
ガウディニスモ
- 定価 16,500円(税率10%時の消費税相当額を含む)
天才建築家ガウディの思想(ガウディニスモ:ガウディの芸術論,建築論,人生論)を弟子ベルゴスが集めたガウディのことば,ガウディの作品(カラー32頁,モノクロ88頁),友人・弟子たちの証言によって体系づけ,その壮大・深遠な自然認識の全貌を初めて明らかにした。