Quantitative Economic Analysis, International Trade and Finance

Quantitative Economic Analysis, International Trade and Finance

時政 勗・柳田義章 編
〔品 切〕(参考:本体価格 5,000円)
社会保障,企業,オープンマクロ,経済政策の理論分析から,経済成長,財政,環境の数量分析まで,主として数理経済学的な基礎理論や実証分析を展開する。また,アジア地域の外国為替市場,資金市場,我が国の多国籍銀行業など日本・中国を含むアジア金融分析を行う。 (さらに…)
書籍の詳細へ
村の暮らしと砒素汚染

村の暮らしと砒素汚染

谷 正和
定価 1,100円(税率10%時の消費税相当額を含む)
ガンジス川流域の農村に広がる地下水汚染,安全な井戸作りに奮闘する日本のNGO団体,環境人類学の視点から援助のあり方を考える。砒素汚染を環境科学的に捉えるのではなく,村人の暮らしと砒素汚染の問題を文化人類学的観点から分析する。 (さらに…)
書籍の詳細へ
東アジアのコーポレート・ガバナンス

東アジアのコーポレート・ガバナンス

森 淳二朗 編著
定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
 東アジア(中国・韓国・日本)のコーポレート・ガバナンス改革とはどのようなものか。単なる制度比較にとどまらず,政策,制度,企業理論という三つの視点から,そのダイナミックな実像を明らかにしているところに本書の特色がある。 とりわけ,中国の国有企業改革を主導してきた担当者,民営企業の発展に尽力してきたリーダーが,いわば内部から改革の課題と戦略を明らかにしており,類書にない構成となっている。これまで,コーポレート・ガバナンスは経営の規律づけとして理解されてきたが,その理論の限界を感じさせるのも,東アジ...
書籍の詳細へ
ラフカディオ・ハーン

ラフカディオ・ハーン

西川盛雄 編
定価 2,860円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の生涯とハーン作品に関する学際的研究書である。英米文学,言語学,医学,建築学,比較文学,ユダヤ学など,多岐にわたる分野の専門家がそれぞれの立場から斬新な切り口を提示する。ハーンの生涯と作品を跡付けることにより,我が国の明治以降,今日までの近代化とハーンの異文化理解の諸相を学際的に点検・再考し,ハーンの現在的意味を考察する。ハーンの曾孫の小泉凡氏による講演,執筆者のうち3名と評論家の渡辺京二氏によるシンポジウムの模様も収録している。 (さらに…...
書籍の詳細へ
奄美の多層圏域と離島政策

奄美の多層圏域と離島政策

山田 誠 編著
定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
島嶼地域で弱い財政力という制約の中,市町村合併や三位一体の改革をはじめとする国の構造改革の波をもろにかぶっている奄美地域を対象とし,分野の異なる多彩な研究者が市町村合併に関する選択に関して学問的情報を与え,かつ地域活性化策を探る。既存の行政区域にこだわらず,県境を越えた合併を視野に入れながら,奄美群島内の経済的特性をより明確に取り出そうとする。 (さらに…)
書籍の詳細へ
山間地域の崩壊と存続

山間地域の崩壊と存続

山中 進・上野眞也 編著
定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
いま,山間地の多くの集落が消滅の危機にある。本書は,暮らしの支えをなくした人々が村を去り,ついには住民が居なくなろうとしている山村の実態を明らかにし,持続可能な地域社会をどう形成していくかを,実証的なアプローチにより論じた地域政策研究の書である。 (さらに…)
書籍の詳細へ
生命・情報・機械

生命・情報・機械

高橋隆雄 編
定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
生命倫理研究とは,現実の諸問題の本質を解明するとともに,問題解決に向けての具体的指針を模索するものである。それには倫理学をその任に堪えうるように鍛え上げることと多くの分野にわたる共同作業が不可欠である。本論集は日常的な共同研究を基礎にして,徹底した討議をへて成った論文集である。「情報」を中心テーマとする本書では,医療情報や遺伝子情報をめぐる倫理的諸問題はもとより,情報環境と人間,機械と生命との根本的関係や人間の尊厳のあり方の考察を通じて,生命と情報に関する本質的な問題が論じられている。「遺伝子」...
書籍の詳細へ
動学的最適所得税論

動学的最適所得税論

古谷泉生
定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
動学的一般均衡理論の枠組みで,社会的厚生を最大化する課税政策について分析した研究は,(1)税制改革前の定常均衡と税制改革後の定常均衡を比較する均衡間の比較による分析,(2)税制改革前の定常均衡と税制改革後の移行経路を比較する移行経路を含めた分析,(3)政府の将来の課税政策が拘束可能な場合について分析する開ループ,そして,(4)政府の将来の課税政策が拘束不可能な場合について分析する閉ループの4つの枠組みに分けることができる。本書では,上記の4つのそれぞれの枠組みについて,社会的厚生を最大化する課税...
書籍の詳細へ
中世末南ネーデルラント経済の軌跡

中世末南ネーデルラント経済の軌跡

エーリック・アールツ/藤井美男 監訳
定価 1,650円(税率10%時の消費税相当額を含む)
レウヴェン大学E.アールツ教授による連続講演会の邦訳集。中世初期から後期にかけてヨーロッパのビールとワインの嗜好変化をたどり,ホップビールの流行とワイン消費の減退,セルヴォワーズ(エール)の遍在を検証することで,飲料の価格動向の重要性を示す。次に,資本主義揺籃の地ブリュッヘとアントウェルペンに焦点を当て,ヨーロッパ金融市場の変遷を説く。前者はイタリアの為替技術を伝承しそれを西欧全域に伝播する役割を果たしたが,そこから重心移動した後者の金融市場では手形の裏書など新技術を切り開いたことを強調する。さ...
書籍の詳細へ
哲学的人間学序説

哲学的人間学序説

児島 洋
定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
哲学的人間学の主題は,人間の「人格」である。観念論哲学によれば,人格は理性的な定立作用のうちにあり,実存哲学によれば想像力的な投企作用のうちにある。これら二つの主体性は,互いに異質的であり,さしあたり対立的関係のうちにあるが,その具体的かつ暫定的(不完全)な統一が人間の身体である。定立作用は「外側から見た身体」(ケルパー)を拠点としており,投企作用は「内側から見た身体」(ライプ)を拠点としている。しかし単独な人間身体(ライプケルパー)は,決して両者の完全な統一ではなく,いわゆる人間的矛盾をはらん...
書籍の詳細へ
学術図書刊行助成

お勧めBOOKS

若者言葉の研究

若者言葉の研究

生きている言語は常に変化し続けています。現代日本語も「生きている言語」であり、「…

詳細へ

犯罪の証明なき有罪判決

犯罪の証明なき有罪判決

冤罪はなぜ起こるのか。刑事訴訟法は明文で、「犯罪の証明があった」ときにのみ、有罪…

詳細へ

賦霊の自然哲学

賦霊の自然哲学

物理学者フェヒナー、進化生物学者ヘッケル、そして発生生物学者ドリーシュ。本書はこ…

詳細へ

帝国陸海軍の戦後史

帝国陸海軍の戦後史

近代日本のなかで主要な政治勢力の一翼を担った帝国陸海軍は、太平洋戦争の敗戦ととも…

詳細へ

構造振動学の基礎

構造振動学の基礎

本書の目的は,建物・橋梁・車両・船舶・航空機・ロケットなど軽量構造物の振動現象を…

詳細へ

九州大学出版会

〒819-0385
福岡県福岡市西区元岡744
九州大学パブリック4号館302号室
電話:092-836-8256
FAX:092-836-8236
E-mail : info@kup.or.jp

このページの上部へ