国際社会の近代と現代
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,国際社会の変動の質と意味を明らかにする作業は,理論的にも実践的にも避けては通れないという課題認識を出発点とし,「地域」概念の位相のうち主に欧米を念頭に「国際レベル」に焦点を当てる。
東アジアの文化構造
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,東アジア地域の文化的基盤を明らかにし,その基盤のうえに各地域・国家の社会・文化がそれぞれの特色を形成していく過程と,そうした歴史的条件に規定されて,東アジア諸地域・国家の近代化と現代にどのような課題をもたらしたかを検討する。
現代アメリカ家族農業経営論
- 定価 4,400円(税率10%時の消費税相当額を含む)
激しい構造変化と技術進歩の中で生産性を高め,強い競争力をもつ産業として発展してきた現代アメリカ農業における家族経営を主題にし,豊富な資料と文献を基に,企業形態論の視点から書き下ろした労作。日本農業の担い手問題などに対しても示唆に富む必読の文献。
現代の地域と政策
- 定価 4,400円(税率10%時の消費税相当額を含む)
日本の地域社会は,過疎・過密や公害,さらに急速な高齢化や情報化など多様な問題を抱えている。本書は,現代の地域社会が直面するこうした問題の諸相とそれらに対応した政策課題を,主として地方の視点から具体的に取りあげ検証を試みたものである。
地域とビジネス
- 定価 2,420円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書では,筑後地域の農業を基盤とするバイオ産業や筑後に出自をもつ主要な地場産業および地域産業の領域を中心に,それらにかかわる実態の究明と広域的なビジネス環境の諸問題ならびにそのポテンシャルをグローバルな視点から明らかにする。
資本主義経済の発展と変動
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書の前半では,労働組合やその他の制度面や労働市場の調整過程を重視しながら,経済成長および経済変動の諸相に関するマクロモデル分析を行っている。後半では,部門別成長や経済援助・貿易あるいは持続的成長などを含む,いくつかの経済発展に関わるトピックスについて論じている。
環黄海経済圏交流への視座
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,400円)
ながい間「九州はアジアの窓口」と言われてきたけれども,実態はどうなっているのであろうか。本書は,九州を基軸にアジアとの経済交流圏の可能性を探り,問題を提起したものであり,アジアのなかの九州を考える上での必読の書である。
転換期の中国東北経済
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,600円)
本書は,現地調査に基づいて東北地方の改革・開放政策が直面する国有企業改革,環境問題,地域格差等の矛盾や課題の実態を明らかにするとともに辺境貿易や対日経済交流など,着実に進展する対外開放の新たな動向を展望している。
戦後日本産業政策の政策過程
- 定価 2,640円(税率10%時の消費税相当額を含む)
戦後日本産業政策の政策形成・執行過程と,それが展開される舞台である官民ネットワークの組織構造を,様々な政策ごとに実証的に分析した一冊。これまでその重要性が指摘されながら,本格的に取り組まれることに少なかった,「産業政策をとりまく制度・組織」という学際的なテーマへの挑戦である。
基礎生物学実験
- 定価 2,860円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,「生物が多様な形態・機能を示しつつも,それらの多様性をつくりだす基本的な面では多くの共通性を持つ」ことを理解し,また実際に生物の形態を観察する過程で,生物材料の扱い方,光学顕微鏡の使用方法,動物の解剖,植物の組織標本の作成などを学ぶための大学低年次用テキストである。