社会科学 経済・経営
唐代財政史研究 (運輸編)
- 定価 6,600円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は運輸の法制,水陸運路,駐泊施設,輸送手段,国倉,輸送費などの緻密な実証を重ねて,唐代運輸の全体像とその実態にせまった労作。車運研究では,輸送編成・運行日程のモデルを作るという新しい手法で,大唐帝国の壮大な陸運を枦枷させる。
平成不況とこれからの企業経営
- 定価 1,980円(税率10%時の消費税相当額を含む)
平成バブル不況は,思いのほか長期化しており,いわゆる日本的経営手法が日本においてさえも必ずしも永続的なものではないということが明らかになった。このような平成不況に直面し,岐路に立つ日本的経営の今後の方向性を探る。
セイ法則体系
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,200円)
「新古典派―ケインズ派―マル経」の常識的分類軸を粉砕し,理論経済学の全体像をひとつの統一的視点のもと鳥瞰する意欲的な試み。マルクスの経済理論がセイ法則体系であることの論証と,それの現代経済学全体系への位置づけを行う。
制度としての経済社会
- 定価 2,420円(税率10%時の消費税相当額を含む)
「豊かな社会日本」で生じた産業の空洞化や若年失業率の上昇,貿易摩擦の激化というパラドクシカルな事実だけでなく,老齢社会化の進展がもつ経済的意味をも新しい「制度的事実」として解明しようとした経済社会入門書。
不完備情報の動的決定モデル
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,900円)
動的決定モデルの基礎となる,動的計画法・確率過程・マルコフ決定過程の基本的な理論を紹介し,確率的な資本割り当てモデルに対して,それらの理論の適用を試みる。本書の前半は,確率的な動的最適化モデルについて,簡単な例とともに説明しており,最適化理論の入門書としても最適である。
明治期紡績関係史料
- 定価 9,350円(税率10%時の消費税相当額を含む)
わが国工業化の先駆をなした紡績業に関する明治期の貴重な史料を精選編集して,詳細な解説を付す。長い研究生活の中で広く全国にわたって発掘・収集した膨大な原史料は,学界の共有財産として広く利用され,経営史のみならず,経済史,産業史等の研究の進展に寄与するであろう。
リカードウ経済学研究
- 〔品 切〕(参考:本体価格 5,300円)
リカードウ経済学の基礎をなす価値論の成立する論理の追究に基づき,投下労働価値論として措定される経緯を示し,さらにそれが価値規定論の修正として展開・拡充される次第を巨細に考察する。また,彼の貨幣数量説,賃金論,一般的供給過剰否定論等の重要な論点について解明を試み,彼の経済学の総体の把握に努める。
確率モデルの数理分析
- 定価 6,820円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,工学,経営学,OR等に表われる確率モデルの数理分析を試みた論文を再構成し,1冊にまとめたものである。第1部では,期待費用を最小にする最適発注政策が解明され,第2部では,システムの評価測度が求められ,システム最適化が検討されている。
生産・在庫管理システムの基礎
- 定価 3,960円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,生産・在庫管理システムに関して理論的基礎を提供するものである。第1章では,決定論的および確率論的な種々の基本モデルを詳細に解説し,第2章以降では,基本モデルのいくつかについて問題点に言及し,それらを解決する発展モデルを構築し,OR的分析を試みている。
現代中国経済の構造分析
- 定価 7,150円(税率10%時の消費税相当額を含む)
中国の農業,工業,企業経営,企業会計,証券市場,外資導入などを多面的に調査し,中国の経済改革の現状と課題を多面的に分析した日中共同研究の成果。