社会科学 経済・経営
経済学への道
- 〔品 切〕
経済学への道は古典の英知が予想したものよりもはるかに遠いものであることが明らかになりつつある。遠い道への旅にはそれなりの準備が必要である。本書は経済学に対する著者のこれまでの歩みをまとめたものであり,激変する経済諸現象を捕捉する一視角を提供する。
国民所得論
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
国民所得という概念は,GNPという愛称(?)で一般の人に親しまれてはいるが,実は約20年前SNAが登場して以来,その内容はたいへん難解なものになってしまっている。本書では国民経済計算の方法で経済循環を描きだし,その中から国民所得概念を定義し,分析することを試みる。
経済情報管理の基礎
- 定価 3,850円(税率10%時の消費税相当額を含む)
一般的なファイル管理,データベース構成論から統計パッケージの応用にいたるまでの経済・経営分野でのコンピュータによる情報管理の基本的な技術をまとめている。本書では情報管理の基本となる理論を中心に述べているが,同時に豊富な例とそのプログラムを与えることにより,具体的な手法を示している。
ゲームと情報の経済分析I
- 定価 3,740円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書はゲーム理論の方法を積極的に取り入れ,情報の経済学の基本から最新のトピックスまでを,身近な例を使って説明した情報の経済学の標準テキストである。
『国富論』と十八世紀スコットランド経済社会
- 定価 5,720円(税率10%時の消費税相当額を含む)
『国富論』が貧富の格差のある「諸国民の富の本質と原因にかんする研究」であるかどうかを,J.アンダスンらの同時代の経済開発論を呈示することをつうじて再検討すること,これが本書の奥にあるテーマである。
資本構成と資本市場
- 定価 6,600円(税率10%時の消費税相当額を含む)
現実のアメリカ企業およびわが国企業の資本構成の実証研究結果と,各種理論モデルが提示する資本構成規定要因との整合関係を検討し,理論モデルの現実説明力を確かめ,資本構成のより現実的理論を構築する。
現代西ドイツの企業経営と公共政策
- 定価 3,630円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,西ドイツが遂行しつつある経済構造調整過程に対して,ミクロ的な企業経営過程とマクロ的な公共経済過程との両側面から,理論的な分析,総合的なアプローチを試みたものである。
中国企業会計の構造と分析
- 定価 5,170円(税率10%時の消費税相当額を含む)
中国における会計理論と会計実践を歴史的,論理的に解明し,その現況を分析した最新の理論研究書。経済体制改革のなかで進展しつつある企業管理と会計制度の改革を構造的に分析。中国の経営経済・会計を学習し,欧米の簿記・会計理論と比較研究する上でも最適の書である。
生産諸関係論としての経済学の成立
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
現代の資本制的生産を分析するための基礎理論構築へむけて,マルクスの著作の形成過程を学説形成史的に追跡し,マルクス自身の用語法に即して再検討を加える。