社会科学 経済・経営
明治期紡績関係史料
- 定価 9,350円(税率10%時の消費税相当額を含む)
わが国工業化の先駆をなした紡績業に関する明治期の貴重な史料を精選編集して,詳細な解説を付す。長い研究生活の中で広く全国にわたって発掘・収集した膨大な原史料は,学界の共有財産として広く利用され,経営史のみならず,経済史,産業史等の研究の進展に寄与するであろう。

リカードウ経済学研究
- 〔品 切〕(参考:本体価格 5,300円)
リカードウ経済学の基礎をなす価値論の成立する論理の追究に基づき,投下労働価値論として措定される経緯を示し,さらにそれが価値規定論の修正として展開・拡充される次第を巨細に考察する。また,彼の貨幣数量説,賃金論,一般的供給過剰否定論等の重要な論点について解明を試み,彼の経済学の総体の把握に努める。

確率モデルの数理分析
- 定価 6,820円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,工学,経営学,OR等に表われる確率モデルの数理分析を試みた論文を再構成し,1冊にまとめたものである。第1部では,期待費用を最小にする最適発注政策が解明され,第2部では,システムの評価測度が求められ,システム最適化が検討されている。

生産・在庫管理システムの基礎
- 定価 3,960円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,生産・在庫管理システムに関して理論的基礎を提供するものである。第1章では,決定論的および確率論的な種々の基本モデルを詳細に解説し,第2章以降では,基本モデルのいくつかについて問題点に言及し,それらを解決する発展モデルを構築し,OR的分析を試みている。

現代中国経済の構造分析
- 定価 7,150円(税率10%時の消費税相当額を含む)
中国の農業,工業,企業経営,企業会計,証券市場,外資導入などを多面的に調査し,中国の経済改革の現状と課題を多面的に分析した日中共同研究の成果。

ミクロ経済のゲーム
- 定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
不完全競争市場の基本分析から,非対称情報のもとでの複占市場分析までを,戦略行動という概念のもとで斉合的に取り扱う。とくに,屈折需要曲線モデルのゲーム論的な解釈をつうじて,伝統的な不完全競争市場分析を現代的な理論分析に接続する。

地域情報化と地域経済の発展
- 定価 4,400円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,地方化・分権化・情報化の新秩序と,その開発をめざす九州地域の各自治体が,今,21世紀に向かって地道・着実・真剣に展開している地域情報化施策の経緯と現状についての実証的研究である。本書を通して,今後の高度情報化社会における都市政策,産業政策,および情報化施策のあり方が理解されるであろう。

会計構造の諸問題
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
新しい金融商品の出現や国際会計基準,環境問題など会計を取り巻く状況は,今日ドラスティックに変化しており,あらためて会計情報の作成,伝達・開示の原則と限界が問われている。本書はかかる問題に執筆者がそれぞれ独自のアプローチから多面的にこたえようとしたものである。

投資関数の理論
- 定価 3,850円(税率10%時の消費税相当額を含む)
Keynes投資理論,加速度原理とその拡張形式,新古典派投資理論,Tobin'sq理論を計量分析の視点から検討しながら,日本経済への適用を試みる。さらに,Putty-Clay型投資関数,更新投資理論,不確実性・資金制約が投資需要に与える影響,投資需要に関する不均衡分析を説明する。

資本と労働の経済理論
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,000円)
本書は,古典的経済学の批判的継承の上に築かれたマルクスの経済学を,戦後日本の研究蓄積を踏まえて再編成しようとするものであり,経済原論の教本として平明さに意を用いて叙述されている。
