社会科学 経済・経営
明治期紡績技術関係史
- 定価 3,740円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,明治期綿糸紡績業における紡機国産化問題や,紡績技術の交流・伝播の実態,技術自立化問題などを考察,さらに技術に関わる水力・石炭の動力資源問題も取り上げ,わが国の産業近代化・工業化はいかなる過程を経て達成されてきたかを,綿糸紡績業の発展に照して,その一斑を明らかにするものである。

アジア太平洋地域の会計
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,アジア・太平洋地域の主要諸国の財務会計・管理会計の実践と理論を広く政治経済,文化との関連において考察した専門書である。会計の国際比較研究やアジア・太平洋地域の経営に関心をいだく学生,研究者,実務家にとっての必読の書である。

経済計画の理論
- 定価 5,280円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書では,経済計画全般にわたる議論の後に,計画の問題が時間的ヒエラルヒーとしてとらえられ,短期の経済計画の理論,長期の経済計画の理論が包括的かつ一貫した体系で展開されている。経済理論の研究を志す学生,研究者,および開発計画に携わっている者にとって,理論的基礎を身につけるうえで,必読の書。

経済学的手法の現在
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
いまや地域は直接世界につながり,情報化が社会生活の隅々にまで浸透しつつある。本書は国際経済,社会経済,経済工学の3分野からなり,しっかりと地域社会を踏まえながら,こうした時代の要請に応えるものである。

経済・経営構造の国際比較試論
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書の課題は,世界各国における産業構造の転換過程と構造調整政策の展開過程を比較分析的視点から考察し,均衡ある国際分業体制のあり方を模索することである。

市場経済の思想像[増補版]
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
人間の「生きざま」の根底にかかわる市場経済の柔軟な構造を,偉大な先人たちの多様な思想的営為の解明をつうじて浮き彫りにする。さらに,現代の市場経済システムにおける枢要な諸環をとりあげ,それぞれの問題史的なスケッチと展望を試みる。

統計情報論
- 定価 5,500円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,統計と統計(的)方法を駆使して行う経常業務すなわち社会的統計実践を「客観の視座」で考察し,それらの理論的,技術的ないしは数理的構造を社会経済体制との不可分の関連で考究した野心作である。

国民経済計算と国民所得
- 定価 4,620円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,国民所得の概念とそのマクロ理論における分析の基礎を,国民経済計算の方式に立脚しながら解明するものである。1993年に公刊され,国際的に承認された新しいシステム(改訂SNA)の考え方が可能なかぎり取り入れられている。

自動車ディーラーの日米比較
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,800円)
ステレオタイプ論を排した史的分析や,双方の当事者に対する実態調査に基づき,自動車販売の日米比較を行い,批判が高まる一方である「系列販売」の実態を解明する。国際用語となったKEIRETSU理解に必須の書。

税務会計研究の基礎
- 〔品 切〕(参考:本体価格 4,000円)
法人本質観と歴史的考察に基づいた租税論をも取り込んだ会計学的アプローチにより,科学としての税務会計を追求した純粋理論書。税の研究者はもとより税の実務家等の税プロパーにとって,問題解決の一助となるであろう。 (第4回租税資料館賞受賞)
