社会科学 経済・経営
合併財務会計政策
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,000円)
1960年代から70年代のアメリカで吹き荒れた企業合併運動。証券政策や財務政策,実際の合併事例の分析を通して,その変遷を財務的・会計的に明らかにした,若き学究の遺稿集。
ソフト経済の研究
- 定価 2,750円(税率10%時の消費税相当額を含む)
生産だけでなく,流通・事務部門での技術革新が進む今日,ソフト産業・情報産業など新しい形の「サービス産業」が簇出している。本書は経済の「ソフト化」「サービス化」を,国際化や都市化の動きとからめて,あるいは計量的方法を駆使して分析した論集である。
ドイツ社会民主党と農業問題
- 定価 5,500円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,世界恐慌期,農民層がワイマル体制に離反し,ナチスに傾斜していく要因を,ドイツ社会民主党の農業・農民政策の中に探ろうとするものである。この課題の解明のために,社会民主党の農業・農民問題への対応が,主としてワイマル・ドイツ農業構造との関連において考察されている。
新版 現代信用理論批判
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,傘寿を迎えた著者のここ10年あまりの間に発表された論文を1本にまとめたものである。その主題は,現代信用理論の成立とその解体=貨幣数量説の新系譜の生成・発展・崩壊の過程をあとづけたものである。
九州石炭産業史論
- 〔品 切〕(参考:本体価格 6,000円)
戦後わが国の石炭産業研究をリードしてきた著者の代表的論稿――九州石炭産業の生成過程,経済構造,中小炭鉱問題,賃金・失業問題に関するもの――を集約。日本経済史の一環としての石炭産業史研究に欠かせない一書となろう。
日本経済と第三次産業 [第2版]
- 定価 2,200円(税率10%時の消費税相当額を含む)
商業・サービス業拡大の問題点,ことに人間能力の発達と雇用安定化に大きく貢献しうる公共サービスの量,質両面での発展のためには産業優先から生活優先への経済政策の転換が不可欠であることを,多数の統計資料を駆使して解明する。
Economic Planning and Agreeability
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書では,合理的な長期経済計画の純理論上の分析的側面に関して厳密な理論的基礎を提供するために,アグリーアブル・プランという現実的なプランが数理的に分析され,しかも導出された種々の帰結が公理的かつ整合的に展開されている。
地域経済システムの研究
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,800円)
全体経済を視野におき,進化的情況を前提として,それぞれの研究を通じ,少なくとも地域経済の発展に貢献したいという共通理念に立って,相互協力体制の下で続けられた研究成果のまとめである。
エネルギー問題の再検討
- 定価 2,860円(税率10%時の消費税相当額を含む)
エントロピー論よりの検討,石油需要,電力需給,電力消費の全国動向,とくに中国地方における電力需要と水力発電の開発状況,日本資本主義におけるエネルギー問題の諸側面など9章より成る。長期間にわたる共同研究の成果。(第10回石油文化賞受賞)
流通システムの日独比較
- 定価 2,200円(税率10%時の消費税相当額を含む)
社会的・経済的環境や歴史的・文化的背景などとの関連のうちに,日本の流通システムの特殊性・独自性を摘出し,さらに西ドイツのそれとも比較分析する野心的書物である。