社会科学
国際経済のグローバル化と多様化 1
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
国際経済と地域経済の相互連鎖性を創出し,地域経済システムの内生的成長性と国際的共生性を確保する必要性が深まる現状を,環境保全・会計制度・歴史形成の観点から考察した。 (さらに…)

アメリカの福祉国家政策
- 定価 6,820円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は戦後米国の歴代政権が実施した福祉国家政策を分析することによって,何故1997年以降に「福祉切捨て就労強制政策」が強行されるに至ったかを歴史的に解明している。 まず序章は本書の分析視角である「二分法」(社会保険優遇と福祉抑制)が既に成立時の社会保障制度に内在しており,以後絶えず福祉の抑圧要因として働いてきたことを明らかにしている。次の第1章は1950年代に老齢年金が老齢扶助に代わって社会保障の中核となり,福祉も減少傾向を辿って「二分法」の正しさが証明されたかのように見えた時期を分析している...

地域農業再生の論理
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,農業基本法農政下で衰退してきた地域農業を,生活共同体を中心とする経済社会全体の再生という視点から捉え直すとともに,佐賀農業に関する豊富な統計諸資料や実態分析をもとに,その再生のあり方として都市と農村との多様な交流に依拠したところの交流型農業を展望している。 (さらに…)

バイカルチュラリズムの研究
- 定価 10,450円(税率10%時の消費税相当額を含む)
国境を越える人の移動が地球規模で展開する今日,異なる言語・文化のはざまで暮らす人々が増えている。その生活世界の構造とはどのようなものか。本書は子どもたちに焦点を合わせて,文化人類学の視点からその構造の理論的,実証的解明を試み,異文化間教育学の可能性を探る。 (さらに…)

文化境界とアイデンティティ
- 定価 3,960円(税率10%時の消費税相当額を含む)
人は,多文化的状況の中でいかに自己アイデンティティを形成するのか。本書は,イギリス生まれの中国系第二世代の若者を対象に,彼らへの教育のあり方や日常生活を検討し,彼らの語りを通して,文化境界で自己アイデンティティを形成していく過程を明らかにする。 (さらに…)

アジアの英知と自然
- 定価 1,320円(税率10%時の消費税相当額を含む)
今や全世界へ影響を及ぼしているアジアの文化遺産の中から薬用植物をとりあげ,歴史的背景,植物学的認識,著者の研究結果等を交えて,医薬学的問題点などを分かり易く解説する。 (さらに…)

金融サービスにおける消費者保護
- 定価 4,620円(税率10%時の消費税相当額を含む)
英国では,2000年金融サービス市場法が成立し,金融サービス機構(FSA)による監督という新しいパラダイムへと移行しつつある。本書は,英国における銀行・証券・保険・消費者信用等,金融サービスの提供に関連した消費者保護の問題を幅広く取り扱っている。また,グローバリゼーションの進展を考慮して,欧州共同体の影響を適切に概観している。わが国の金融サービス法のあり方を考える上で,本書は大いに示唆に富んでいる。 (さらに…)

ミクロ経済分析
- 定価 3,630円(税率10%時の消費税相当額を含む)
ゲーム理論を援用することにより,不完全競争市場および市場の失敗についての評価をおこなう。非対称情報複占繰り返しゲームの逐次的均衡における信念列の構成問題や,ナッシュ均衡の精緻化を射程にいれたBalanced Temptation Equilibrium の分析とともに,労働市場における交渉ゲームの均衡分析とその応用分析が多方向から展開されている。 (さらに…)

構造変化と金融・経済
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
複雑かつ多様化する現代の経済について,特にその構造変化を整合的かつ総合的に捉えることを目指した論集。実証的な調査・検証に加え,制度的な分析や計量分析・理論モデル分析も含む多様な手法により,多面的にアプローチする。 (さらに…)

国際会社法論集
- 定価 5,500円(税率10%時の消費税相当額を含む)
商法「外国会社」規定の研究から国際会社法の体系化を目指す。内国会社法に対応する国際会社法を中核としながら,周辺の法分野の考察を行う。国際会社法研究をライフワークとする著者の論文集。 (さらに…)
