社会科学
電子商取引と情報経済
- 定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書では,電子商取引の現状と課題について述べるとともに,その技術的基礎について,理論とCGIを用いた実現方法を示している。同時に,現在のITが及ぼす経済的な波及効果を産業連関分析と応用一般均衡分析を用いて実施する方法を示している。インターネットを介した取引が一般化しているが,特に,企業間の取引であるB2B(Business to Business)は急速に進展している。ここではB2Bのモデル分析と戦略を分析する。電子商取引に関連した法律問題も分かりやすく解説している。 (さらに…...
New Perspectives on Policy Planning and Analysis
- 定価 7,700円(税率10%時の消費税相当額を含む)
『政策分析2000?21世紀への展望』の英語版。政策評価研究会の研究成果を,広く海外の研究者と読者に伝え,日本経済の現状と21世紀のわが国が直面する政策的課題の理解に資することを目指す。 (さらに…)
ニューエイジング
- 定価 1,540円(税率10%時の消費税相当額を含む)
21世紀は世界人口の高齢化に対処しなければならない世紀だといわれる。日本で団塊の世代,アメリカでベビーブーマーといわれた戦後生まれも,今や50代前半に達しており,これから高齢者の仲間入りをする。その影響はこれから社会的な課題として現れてくる。ニューエイジングとは,そのような新しい高齢化の動向であると同時に,それに対する新しい発想の取り組みを意味している。この本は,アメリカの第一線で活躍する研究者を招いて,日本側の研究者,ジャーナリスト,行政官が,ニューエイジングの課題と挑戦を論じ合ったワークシ...
ケインズ経済学の可能性
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,200円)
第1章から第6章においてケインズ経済学の「有効需要の理論」と「持続的経済成長政策の可能性」について議論し,「ケインズ革命」の意義を再確認し,今日の「新しい経済政策論」の可能性について考察する。第7章において分析方法のヒントとして「複雑系の概念」と「複雑系経済学」の用語・分析手段を吟味・要約したうえで,第8章から第10章で複雑系の方法論での分析を試みる。具体的には,第8章「一極集中と地域間経済格差」,第9章「防災の経済効果」,第10章「窮乏化経済発展論」について考察する。 (さらに&...
グローバル経済下の地域構造
- 定価 3,850円(税率10%時の消費税相当額を含む)
今日,さまざまな経済主体による地球規模での活動はますます活発化している。このいわゆるグローバリゼーションは,規制緩和の推進すなわち自由化による市場経済化の推進,情報通信技術の発達によってますます加速されつつある。経済活動のグローバル化が進展する中で,企業,国,個人,地域といったレベルにおいて,あるいは先進国経済と途上国経済,国と地方,国家と市場など,さまざまな対立軸のなかで,多様な問題が噴出してきている。 本書では,こうしたグローバリゼーションの諸相を「アジア経済」,「企業活動」,「地域システ...
新版 左手のシンボリズム
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
わが国の文化にみる右・左のシンボリズムに関して,「浄(具体的には,氏神祭祀)」‐「不浄(葬制)」:「右(マワリ)」‐「左(マワリ)」の象徴的二元論が述べられてきている。ところが,神に飾るシメ縄が「左ナイ」であり,かつて土葬であった頃の棺縄がまた「左ナイ」であった。そして,それらは世俗的生活活動上のたとえば農作業に使用する縄の右ナイとの対比において意識されている。その他の事実からしても「聖(呪術・宗教的生活活動)」‐「俗(世俗的生活活動)」:「左」‐「右」の二項対置をもってわが国の文化における基...
通信と近代契約法
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
19世紀半ば,電気通信取引の発展にともない,通信事故もまた多発した。各国の法律学は,その解決を迫られた。ケルンでの一訴訟事件から出発して,考察は,ヨーロッパ・アメリカ合衆国・日本に及ぶ。西洋法制史・比較法・民法学をつなぐ,13年の研究成果。 (さらに…)
21世紀社会の安定化条件
- 定価 3,190円(税率10%時の消費税相当額を含む)
21世紀を迎え,物質的な豊かさを手に入れた一方で,われわれ人類はかつてなかった様々な困難な諸問題に直面することになった。果たして,個人やグループが自己利益の拡大を求めて自由に経済活動をし,生活をエンジョイするのに任せて良いのか。自由放任で最小限の小さな政府で,日本は,人類社会は21世紀を生き延びることができるのか。 以上の共通テーマを,九州国際大学の研究者がそれぞれの専門分野からリサーチした論文集。 (さらに…)
日本経済論 [第3版]
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,日本経済を体系的にとらえ,その抱える問題点を,歴史的視点もふまえて実証的に分析したものである。表現も平易であり,現状分析の基礎的な知識についての解説も加えられており,日本経済の現状を知るうえで絶好の入門書。 第3版では,バブル期以降の「失われた10年」に,日本経済が直面したいくつかの問題を新たに取り上げた。 (さらに…)
経済成長の決定要因
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,400円)
本書は,経済成長の実証分析に関するものである。本書は3つの章から構成されている。まず,第1章では,1965年以降の約100カ国における1965年以降の経済成長に関する実証分析を行い,経済成長の要因を探求している。第2章では,経済成長と民主主義に関する実証分析が行われている。最後の第3章では,インフレと経済成長の関連が実証的に検討されている。 (さらに…)