書籍一覧
日本におけるトキソプラズマ症
- 定価 4,725円 (内消費税 225円)
ペット(ネコ)のコンパニオンアニマル化,AIDS合併症,医原病(臓器移植,輸血,院内感染)などで注目されるトキソプラズマ症は,理解しにくく診断・治療方針に悩まされることが多い日和見感染症である。本書は,トキソプラズマ症研究の第一人者矢野明彦が,基礎研究と臨床現場の融合を目指し,特に臨床医向けに遺した総括的好編著であり,先天性および後天性トキソプラズマ症の豊富な症例を挙げ,病態に即した診断法・治療法・予防法を指南している。
高齢者医療ハンドブック
- 定価 1,680円 (内消費税 80円)
本書は高齢者が罹りやすい疾患を,脳卒中の基礎疾患と合併症という切り口からまとめたものである。脳卒中後を4つの病期(急性・亜急性期,回復期,維持期,在宅療養期)に分けた場合,主として回復期から維持期にかかわる病態生理や治療のポイントがわかる。「なぜこうなる?」「どうしてこうする?」など貴重な情報も満載。
音のデザイン
- 定価 2,520円 (内消費税 120円)
音にもデザインがあり,デザインにも音がある。「音のデザイン」は,感性に訴える音のチカラを生かす術である。本書では,製品の音,サイン音,映像の音,サウンドスケープ,公共空間の音環境,音のバリアフリー,音楽制作などを対象とした「音のデザイン」技法を示した。「音のデザイン」の必要性,可能性,将来性などを訴えたい。
国際保健政策からみた中国
- 定価 1,260円 (内消費税 60円)
目覚ましい経済発展や2008年に控えたオリンピック開催で世界の注目を受ける一方,SARSや鳥インフルエンザの流行でも関心を集める中国。国際機関職員として政策の実施に取組んだ著者が,人口,感染症や生活習慣病対策,医療制度など,国際保健分野からみた中国を描く。従来の経済,国際関係,文化,歴史といった視点からだけではない,新たな中国の一面を提示する。
現代ビジネスの最前線
- 定価 1,890円 (内消費税 90円)
現代ビジネスの特徴を捉えるためのキーワードとして証券市場,金融革命,ビジネス倫理,および知的財産を採り上げ,理論的・実践的視点から各々の領域の経緯と問題状況を明らかにすることにより,21世紀ビジネスの現状・到達点を示すとともに,その未来を展望する。
日本の生命倫理
- 定価 3,990円 (内消費税 190円)
学内共同研究の成果である「熊本大学生命倫理研究会論集」シリーズは第6巻をもって一応完結し,これからは,国内外の研究者との共同研究を通じて生命倫理研究に貢献していきたい。その一環として,新しい論集を刊行することになった。第1巻のテーマは「日本の生命倫理:回顧と展望」である。今の時期は,これまでの広範多岐にわたる活動を振り返るとともに将来を展望することが必要であろう。生命倫理の各領域の研究者に様々な観点から執筆していただいた。大きく分けると「総論」,「自己決定・医療情報」,「生命と法」,「職業倫理」...
ジャン・パウル中短編集2
- 定価 8,925円 (内消費税 425円)
本書はジャン・パウルの中短編から三編,キリスト教を背景に誕生した科学者のシニカルな奇矯な言動を語る『カッツェンベルガー博士の湯治旅行』(これは付録にテロ問題を論ずる『シャルロット・コルデについて』等を含む),それに恋愛に於ける言語表現と身体表現をテーマとする『伝記の楽しみ』,自我意識の生誕等を語る『自伝』を収めたものである。本書をもって訳者らが取り組んできたジャン・パウル主要作品の翻訳は完結し,この鋭い,辛辣な知性との対話を日本語で行うことが可能になった。
スペンサー詩集
- 定価 7,350円 (内消費税 350円)
大作叙事詩『妖精の女王』で有名なエリザベス朝の詩人スペンサーは,多数の優れた短詩の作者でもある。スペンサーの小品の日本語訳を集大成した本書は,十二の月に合せた牧歌を収める『羊飼の暦』,当時の宮廷社会への痛烈な風刺「ハバード小母さんの話」,詩人自身の結婚を祝う愛のソネット集『アモレッティと祝婚歌』などの名作を網羅し,詳細な訳注と解説が添えられ,英文学の豊かな宝庫の貴重な一部を心ゆくまで味わえる。英文学研究者には絶対に見逃せない,必読の書。
発達障害のための心理劇
- 定価 2,730円 (内消費税 130円)
特別支援教育や発達障害者支援法などにより,その支援の在り方が模索されている発達障害者。彼らが自分らしさを大切にしながら,想いを表現し,現実の世界で生きていくための心理療法的アプローチである心理劇の実際を,様々な事例を挙げてわかりやすく解説する。さらに,あらゆる年代の学校や福祉現場で活用できる方法や手順を紹介しており,教育・福祉・医療関係者や家族など,多くの彼等に関わる人たちにとって有用な一冊である。
ロシア革命と保育の公共性
- 定価 7,140円 (内消費税 340円)
1917年の革命から1920年代末までのロシア(主にモスクワ,ペテルブルク,ヴャトカ)を対象に,「どの子にも無料の公的保育を保障する」と今日的に読み替えられる保育制度構想の変遷を,当時の大会論議や公式統計などに基づいて分析したものである。本書では,「乳幼児の暮らしや養育の実態を踏まえる」「保育を左右する家族・女性・労働・人口などの問題に配慮する」「日本やフランスの保育の歩みと比較する」という3点に留意している。
