自然科学
沖縄の集落景観〔第3版〕
- 定価 7,700円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,集居集落における景観要素の構成のされ方,及び構成のされ方に関する他地域との比較を通じて,沖縄の集落景観の特徴を論じ,日本の集落研究,民家研究の欠落部分を埋める。
現代アメリカ家族農業経営論
- 定価 4,400円(税率10%時の消費税相当額を含む)
激しい構造変化と技術進歩の中で生産性を高め,強い競争力をもつ産業として発展してきた現代アメリカ農業における家族経営を主題にし,豊富な資料と文献を基に,企業形態論の視点から書き下ろした労作。日本農業の担い手問題などに対しても示唆に富む必読の文献。
基礎生物学実験
- 定価 2,860円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,「生物が多様な形態・機能を示しつつも,それらの多様性をつくりだす基本的な面では多くの共通性を持つ」ことを理解し,また実際に生物の形態を観察する過程で,生物材料の扱い方,光学顕微鏡の使用方法,動物の解剖,植物の組織標本の作成などを学ぶための大学低年次用テキストである。
発育脳の生体情報制御システムとその臨床
- 〔品 切〕(参考:本体価格 8,000円)
ヒトは胎児期から外的環境刺激に対し応答をおこしつつ,情報処理を繰り返し最も情報量が少なくてすむ成人パターンを獲得する。本書は著者とその一門が長年に亘り,未熟児より年長児に至る生体情報の発達特性の情報論的研究結果を要約したものである。
クリタマバチの天敵
- 定価 8,250円(税率10%時の消費税相当額を含む)
化学農薬への過度の依存による自然環境の劣化や農地生態系の崩壊への反省から,天敵利用が世界的に注目されている。本書は,最近の天敵利用の顕著な成功例についてその背景と研究の経緯を総括し,今後の生物的防除の理論と実践のあり方に重要な指針を与える。
日本における糞線虫と糞線虫症
- 定価 4,840円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,わが国で唯一残された寄生虫病と言われる糞線虫症について,この寄生虫の分類,形態,生活史,およびその臨床,重症化と病理,診断,治療,感染防御免疫,疫学などの全般にわたり最近の研究成果をもとに詳述したものであり,流行地の南西諸島はもちろんのこと,本土で臨床に携わるものにとっても一度は目を通しておくべき内容である。
患者の権利[改訂増補版]
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,500円)
本書は,医療のすべての分野における患者の人権の確立と,市民と医療従事者との対話の大切さを率直に語りかけたものであり,患者の権利法制定運動の理論的・組織的到達点を示す記録集である。WHOやWMAの宣言を資料として収録し,初版以降の国内外のダイナミックな展開にも言及している。
Membrane Proteins
- 〔品 切〕(参考:本体価格 15,000円)
1996年2月に福岡で開催された膜蛋白質に関する国際シンポジウムをもとに,膜蛋白質の生合成とプロセッシング,膜への組み込みと配向調節シグナル,膜蛋白質の構造と機能の3部から構成された英文論文集。
21世紀における医学生および医学の使命
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,456円)
著者はWHO健康科学センター名誉教授で,本書は大分医科大学客員教授としての講義録である。医師となるための準備・健康教育・健康コミュニケーション・死および臨終に対する姿勢ならびに老人における末期医療・医師の倫理・エコロジーとQOL(生活の質)・看護の心の7章からなる医学概説。
沖縄の疾病とその特性
- 定価 5,500円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,わが国で唯一の亜熱帯地域に位置する沖縄において培われてきた地域医療・保健技術に関する研究論集であり,本土のみならず,隣接する東南アジア地域が抱える疾病,医療の問題にも応用可能なものと考えられる。