社会科学 経済・経営
現代日本メーカーの生産・物流[改訂版]
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,200円)
本書初版は1992年10月に出版されたが,当時はバブル経済が崩壊して不況ムードが漂い,日本メーカーの海外進出・経営が厳しさを増しつつあった。そうした中で本書初版は,その意義を果たしてきた。 そして世紀の転換期を迎えた今,本書を改訂する意義は計り知れない。それは,この転換期が国際的激動の大競争時代だからである。大競争に生き残り,勝ち残っていくにはどうすべきか,日本メーカーは今や正念場にきている。本書は,生産・物流の視点から,日本メーカーの海外進出関連の経営課題を中心に,その理論的・実践的分析を試み...

法の経済学
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,400円)
過去20年の歴史の中で,法と経済学の分野は,最新の経済学的手法を使って,法的ルールの性質を理解し,それらのルールの改革の可能性を考えるまでになった。本書は不法行為法,契約法,財産法,訴訟などの問題をとおして最新の研究成果を提供している。

スコットランド啓蒙研究
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
スコットランド啓蒙の論者達は,経済改善運動と啓蒙運動とがパラレルに展開するなかで形成されてきた近代市民社会とその未来像をどのようなイメージで理解しようとしたのか,この検討によってアダム・スミスの啓蒙における位置と彼の経済学の楽観主義の意味が明らかになる。

ミクロ・エコノミックス
- 定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書の全体構成と分析主項目は,ミクロ経済学の伝統的テキストに依りながら,しかし,具体的内容は現代の学問水準に対応しうるよう配慮して記述された現代版のミクロ経済学である。ゲーム理論を援用する応用ミクロ経済分析への接続が考慮されている。

ドイツ財政調整発展史
- 定価 7,920円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は西ドイツで発展した財政調整を戦後から統一に至るまでフォローした力作である。とりわけ第二次大戦後,「富裕」州と「貧困」州の間の水平的財政調整はいかに「発見」され,どのように発展してきたか,その過程でどんな波乱があったのか,が本書のライトモティーフとなっている。

東欧の市場経済化
- 〔品 切〕(参考:本体価格 4,500円)
本書では,東欧における中央計画経済の失敗の背後にある主な要因は中央計画経済の不完全な構造に関連しているため,経済の基本的構造の改革および,中央計画経済に起因する歪みの排除が,東欧の移行経済おける経済危機の解決のためには是非とも必要であるということが論じられる。

ケリー・ニュートンの会計政策論
- 定価 3,850円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,会計基準設定を計画的社会変動と捉え,イノベーション理論を採用しつつ,アメリカの会計基準設定過程を社会学的なパースペクティブから考察したものである。そのユニークなアプローチと「会計の政治家」に関する豊富な事例研究は,会計を研究する上で有効な分析視角を与えてくれる。

経済時系列分析再考
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書では、「線形定常分析」と「カオスの実証」という線形および非線形分析の基本(スペクトル分析、相互相関分析、位相特性、相関次元など)を対象として、経済時系列データへの適用に関する問題点や留意点を中心に論じる。

Extensions of Iterative Proportional Fitting Procedure and I-projection Modeling
- 〔品 切〕(参考:本体価格 5,400円)
本書はこれまで様々な分野で異なった呼称で独立に行われてきたIPFP(反復比率調整)法に関する理論及び応用を統一的に議論した初めての成書である。

日本型流通革新の経済分析
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,400円)
本書は、流通における競争激化が予想される今、都市、環境問題との共生、消費者のコスト負担意識の高揚、新しいルールづくり、風土適合的な戦略展開が要請されていることを示し、ポスト大店法時代が要請する新たな枠組みと流通変革の構図を展望する。
