社会科学 経済・経営
日本経済と第三次産業 [第2版]
- 定価 2,200円(税率10%時の消費税相当額を含む)
商業・サービス業拡大の問題点,ことに人間能力の発達と雇用安定化に大きく貢献しうる公共サービスの量,質両面での発展のためには産業優先から生活優先への経済政策の転換が不可欠であることを,多数の統計資料を駆使して解明する。

Economic Planning and Agreeability
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書では,合理的な長期経済計画の純理論上の分析的側面に関して厳密な理論的基礎を提供するために,アグリーアブル・プランという現実的なプランが数理的に分析され,しかも導出された種々の帰結が公理的かつ整合的に展開されている。

地域経済システムの研究
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,800円)
全体経済を視野におき,進化的情況を前提として,それぞれの研究を通じ,少なくとも地域経済の発展に貢献したいという共通理念に立って,相互協力体制の下で続けられた研究成果のまとめである。

エネルギー問題の再検討
- 定価 2,860円(税率10%時の消費税相当額を含む)
エントロピー論よりの検討,石油需要,電力需給,電力消費の全国動向,とくに中国地方における電力需要と水力発電の開発状況,日本資本主義におけるエネルギー問題の諸側面など9章より成る。長期間にわたる共同研究の成果。(第10回石油文化賞受賞)

流通システムの日独比較
- 定価 2,200円(税率10%時の消費税相当額を含む)
社会的・経済的環境や歴史的・文化的背景などとの関連のうちに,日本の流通システムの特殊性・独自性を摘出し,さらに西ドイツのそれとも比較分析する野心的書物である。

不確実性下の経済・経営システムの研究
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,500円)
本書は不確実性の時代,乱気流の時代などと言われる現代の情況の変化,社会の変化をふまえ,新しい時代に対応する経済・経営問題の研究に関する論文を集めたものであり,人間・生物を含む社会・経済・経営への新しい数学的適用のあり方を模索する。

サービス経済論序説
- 定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
第三次産業・サービス部門の現状分析・批判の理論としてマルクス生産的労働論を再構成し,唯物史観・労働価値論・再生産論におけるサービス部門の位置を解明し,サービス経済論の体系化を図る。

農産物価格支持制度の研究
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
日本に食糧自給のための農産物価格支持制度を確立するために,米欧の諸制度を分析・批判する。その分析視点は,制度の民主主義的性格と国家独占資本主義的性格とをその機構と機能に即して探究することである。

16-19世紀の英仏農村における農業年雇の研究
- 定価 3,740円(税率10%時の消費税相当額を含む)
農業年雇という,従来はあまり大きくは注目されることのなかった労働力形態に早い時期から深い関心を抱いていた著者が,英仏の歴史学界における最近の研究動向をふまえて,ヨーロッパ及び日本の農業史や経済史の分野に,新しい分析視角を切り拓こうとする意欲的な論文集。

経済学批判体系の研究
- 定価 2,420円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,従来対象領域の不確定性ゆえに,いわば膠着した論理の陥穽に落ち込み,説得性を持った現実的恐慌への展開を封殺されていた恐慌理論を,マルクスの「経済学批判」体系の展開を通じて,体系的に構築し,その具体化を展望する。
