社会科学 経済・経営
環境投資と規制の経済分析
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
地球環境問題の解決のために必要不可欠である環境保全技術や汚染削減行動に焦点を当てつつ,さまざまな環境規制の下で企業の環境投資に対するインセンティブがどのように促進されるかという問題や環境政策の在り方を経済学の理論的枠組みを基に分析する。 (さらに…)

連邦国家インドの財政改革の研究
- 定価 5,720円(税率10%時の消費税相当額を含む)
成長経済として注目を集めるインド経済は,財政改革が持続的成長の必須の課題である。本書は,連邦国家インドでの1990年代半ばから10年間の財政改革,財政赤字削減策を中軸とする中央―州政府間財源配分と消費課税改革の政策策定および展開過程を分権的財政システムの視点から実証的に分析し,持続的経済成長と貧困削減の政策課題を明らかにする。 (さらに…)

複雑系とシステムリスク分析
- 定価 4,620円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書では,複雑系による解析手法を基礎として,システムリスク分析を行う方法論を展開している。内容は,エージェント理論,リスク構造・状態推定およびデータマイニングの3部に分かれ,分野としては,人工株式市場などの市場分析から,ネットワーク構造解析,株価時系列分析やクレジット審査システム構成などをカバーしている。 (さらに…)

士族授産と経営
- 定価 7,150円(税率10%時の消費税相当額を含む)
明治政府は秩禄処分で武士の常識と家禄を失った多数の失業士族を救済する方途として,士族授産事業の政策を展開することとなったが,この士族授産に関する経営史的研究書は現在のところ皆無であるといってよい。こうした学会の現状にあって,本書は,福岡の士族授産事例を対象に,士族授産経営の内部構造の実態分析,地域産業発達への役割,明治商法(会社法)への対応等を明らかにし,また,士族授産の失敗論=「士族の商法」論議の再検討に迫る足がかりを提供するものである。 (さらに…)

企業財務制度の構造と変容
- 定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書では,現代企業が抱える諸問題を主として企業財務の側面から理論的・実証的に分析を行ってる。第一部「企業ガバナンスと制度」では企業のガバナンス及びそれに関連する制度,さらに企業を取り巻く利害関係者間の利害調整やリスク配分の問題をとりあげている。第二部「企業システムと企業再生」ではリストラクチャリングや企業再生の手法や現状に関する分析,第三部「企業ファイナンス」では資金調達に関する理論的・実証的な分析を行っている。 (さらに…)

内生的経済成長論 2[第2版]
- 定価 6,160円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,経済学のうちで最も活気のある研究領域の1つである「内生的成長論」に関する優れた文献である。本書の意義は,既存の成長理論を内生的成長論との関連で位置づけ,一貫した体系にまとめあげ,さらに,実証結果との関連を重視し,真の意味の実証科学としての試みを志向している点である。今では,内生的成長論はマクロ経済学の領域に留まることなく,産業組織論,国際貿易論,開発経済学,イノベーション論,立地論,環境経済学,法と経済学等との関連を深化させ,さらにごく最近では,制度あるいは経済史,政治経済学との関連で...

内生的経済成長論 1[第2版]
- 定価 6,160円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,経済学のうちで最も活気のある研究領域の1つである「内生的成長論」に関する優れた文献である。本書の意義は,既存の成長理論を内生的成長論との関連で位置づけ,一貫した体系にまとめあげ,さらに,実証結果との関連を重視し,真の意味の実証科学としての試みを志向している点である。今では,内生的成長論はマクロ経済学の領域に留まることなく,産業組織論,国際貿易論,開発経済学,イノベーション論,立地論,環境経済学,法と経済学等との関連を深化させ,さらにごく最近では,制度あるいは経済史,政治経済学との関連で新...

東アジア地中海経済圏
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
「地方分権」と「少子高齢化」が避けられなくなったいま現在,「地方」が生き残るみち途は何か?それは,「中央」に擦り寄らず,地方相互間の交流を活発化させて東アジアとの連携強化を図るみち途である。かつて「環黄海経済圏」を提唱した著者が,海洋汚染の防除と物流・エネルギー共同体形成の視座から,日本海・黄海・東シナ海を統合した海域に「東アジア地中海経済圏」を構想する。本書はその全体像を平易に説き,東アジア新時代の行く手を示す。 (さらに…)

産業連関計算の新しい展開
- 定価 3,740円(税率10%時の消費税相当額を含む)
現行産業連関表の表章形式とデータ構造の基本的な性格を明らかにするとともに,今日的な環境問題に対応するために,技術工学情報と経済統計情報を接合し,オープン型環境産業連関モデルやシミュレーション型のクローズド多部門環境経済モデルを展開する。 (さらに…)

Policy Analysis in the Era of Globalization and Localization
- 定価 8,250円(税率10%時の消費税相当額を含む)
九州大学政策評価研究会が海外に向けて発信する英語論文集の第3弾。本書は,グローバル化とローカル化の時代の到来が強く認識されて以来,未だ十分に解明されたとは言い難い政策諸問題に対して多様な接近を試み,アメリカの経済政策,日本の金融行政,環境・エネルギー政策,市町村合併問題,国際環境政策,政策評価問題などを論じる。 (さらに…)
